
世界初のマルニ カフェで
味覚と視覚の感動体験
今秋、世界初となるマルニ カフェがGINZA SIXに誕生しました。パティスリィ アサコ イワヤナギとともに開発したパフェをはじめ、五感を刺激する芸術的なスイーツやフードメニューを提供し、食を通じてマルニのフィロソフィである創造性と遊び心が共存する"COLOR OUTSIDE THE LINES"を表現しています。カフェに先立ちリニューアルオープンしたマルニ GINZA SIXのニューコレクションと合わせて、アーティスティックなセンス溢れるマルニ ワールドにご案内します。
9月5日に、GINZA SIXにオープンしたマルニ カフェは、マルニの遊び心あふれるクリエイティブな世界を食を通して体験できる、世界初のスポットとして早くも話題を呼んでいます。マルニらしい色彩感覚が反映された、ポップなパステルトーンの色使いが目を引くカフェ空間では、ジュエリーのようなパフェで人気のパティスリィ アサコ イワヤナギが監修した、ここでしか味わえないイノベーティブなフードやドリンクを堪能できます。
ライブ感のあるオープンキッチンでパティシエがその場で作る季節のフルーツパフェなどのスイーツを中心に、アラカルト、料理とデザートを両方楽しめるマルニ セットといったイートインメニューに加え、手土産やギフトにおすすめのクッキーやチョコレート、テイクアウトもできる個性的なフレーバーのジェラード、スムージーパフェなど充実のラインナップ。
さらに、テーブルウェアには、ベルギーのインテリアブランドとのコラボレーションによるMARNI×SERAXコレクションを使用。ファッションとリンクするフラワーモチーフのプレイフルなデザインが、芸術的なメニューをさらに華やかに引き立てます。
リピートしたくなる洗練された可愛さと美味しさを感じ、マルニならではのグルメ体験ができる世界唯一の場であると同時に、ランチやカフェタイムに、ギフト選びに、銀座に来たら訪れるべき新名所です。
マルニの感性は、インテリアにも反映されています。エントランスを縁取る波打つシルバーパネルのファサード、空間の中心に配したテラゾー製のアイランドカウンター、キッチンの鮮やかなテラコッタカラーの漆喰のマットな壁と、光沢のあるライムイエローの壁。鮮やかな色と柔らかなパステルトーンのカラーブロッキングが特徴的です。また、客席の什器にも注目。黒い大理石とポリッシュ仕上げのスチールのテーブル。脚元はマルニストアの什器にも共通する愛らしいペタルモチーフ。アクアマリンの生地で彩ったマルセル・ブロイヤーの名作チェスカチェアとともに、柔らかさとシャープさとのコントラストでモダンなインテリアを完成させます。色彩と素材を巧みに操るマルニのコレクションにも通じる空間です。
世界初のマルニ カフェを日本で展開するにあたり、マルニは日本人のパティシエである、アサコ イワヤナギとタッグを組みました。その理由は、マルニのフィロソフィともリンクする、彼女のアーティスティックな感性、既成概念に捉われない実験的なアプローチにあります。マルニの鮮やかで自由な色彩感覚と、アサコ イワナギの素材への探究心が響き合い、これまでにないケミストリーが生まれました。開発の過程ではマルニチームと何度も対話して意見を交わし、「マルニらしさ」を探りながらデザインを完成させたのだそう。
「マルニの象徴でもあるカラーやデザインを食で表現するにあたり、スイーツだけでなく、料理、ドリンクそれぞれに違った遊び心を込めました。実際のコレクションから着想を得て、意外な食材の組み合わせや、食べ進めるごとに印象が変わる構成など、驚きと楽しさを感じてもらえる仕掛けを散りばめています。一方で、アサコ イワヤナギらしい繊細さやレイヤー表現も忘れない。その両立が大きな挑戦でした。だからこそ、どこか遊び心を感じながらも、自分たちらしさも感じられるメニューになったと思います。銀座という特別な場所だからこその、日常とは異なる視点で生まれた、大胆でカラフルな世界観を楽しんでいただけたら嬉しいです」
パティスリィ アサコ イワヤナギのシグネチャーでもあるパフェは、マルニ カフェのスペシャリテでもあります。旬のみずみずしいフルーツを主役に、ジェラートやビスケット、クリームなど季節によって変わる食材の鮮やかな色彩、食感、味わいのコンビネーションには、遊び心が盛り込まれています。驚きと大胆さに、アサコ イワヤナギならではの繊細さが融合する、まさに食のエンターテインメント。
秋のメニュー「マルニ パフェ 葡萄」では、シャインマスカットや巨峰に、スダチやハーブ、ナッツを重ね、ブドウの魅力を引き立てる香りのレイヤーを表現。花束のように仕立てられたミント香る飴細工をトップに添えた、視覚的にもマルニらしい華やかさを演出しています。さらに、ブドウの奥から、まさかのモンブランクリームや栗はちみつブランマンジェが現れ、もう一つの旬の味覚の栗も堪能できます。
季節ごとに登場するパフェは、そのときの旬の味をどう組み合わせるかを探りながら、一層一層こだわって仕上げられています。さまざまな食感や味わいを重ねることで、食べ進めていくと、違う表情が出現し、最後の一口まで新鮮な驚きを感じられます。マルニ カフェに訪れたら、ぜひ体験してほしい逸品です。
メインディッシュ、サイドディッシュ、デザートまで揃うフードメニューには、味わいの調和はもちろん、見た目のインパクトや物語性にも重点が置かれ、一貫した世界観が築かれています。「パテドカンパーニュと季節のフルーツリースサラダ」は、パテドカンパーニュの周りを花畑のように華やかなサラダが囲み、リゾットはビーツを用いてヴィヴィッドな色彩でマルニのデザイン感覚を表現。それぞれに異なる個性を持ちながらも、全体としての統一感まで考え尽くされた構成です。
なかでも、オープンから14時までオーダーできるマルニ セットは、ブランチやランチタイムにおすすめの満足度の高いセットメニュー。ミニスープサラダの前菜から、選べるメインディッシュとデザート、食前、食後のドリンクに至るまで、食の流れ全体でブランド哲学を体現しています。また、追加料金でシグネチャーパフェに変更可能などのオプションもあり、カスタマイズできるのも魅力です。
フードに始まり、ドリンクにもこだわりが詰まっています。マルニのDNAであるフラワーモチーフやドット、ロゴが美しく浮かび上がるカプチーノは、ブランドの象徴をそのまま味わえる一杯に仕上がっています。他にも、オリジナルブレンドのフレーバーティーや、抹茶とエルダーフラワーのスカッシュ、柚子と牛蒡のジンジャーエールなど組み合わせの妙が冴えるモクテル、ヘーゼル香る赤ワインサングリアなどの定番レシピにツイストを効かせたカクテル…。独創的な素材や組み合わせに意外性を取り入れることで、ドリンクでも他にはない味覚で、一杯ごとに小さなストーリーを感じさせてくれます。
イエロー、レッド、グリーンといったマルニのカラーコードをベースにした、カラフルな塩チョコレートとバターサンドのスペシャルボックスも販売。10月より新登場したクッキー缶には、アイコンバッグの「トランカルー」のアイシングクッキー、フラワーモチーフのフランボワーズのサブレ、クランベリーのメレンゲ、レモンや抹茶など異なる食感や風味のクッキーが6種詰め合わせられています。味わいとデザインの両面からマルニらしさを凝縮したスイーツは、センスを感じさせる手土産としても最適。箱を開けた瞬間からワクワクと心が踊り出しそうです。
また、カフェで使用されているベルギーのセラックスとのコラボレーションによるテーブルウェアコレクション《ミッドナイトフラワーズ》のカップ&ソーサーやプレート、グラスも販売しています。マルニのファッションから飛び出したようなフラワーモチーフのチャーミングなデザインは、ご自宅用にはもちろん、大切な人へのギフトとしても重宝し、マルニの美意識を食卓へと運びます。
マルニ カフェでは、イートインだけでなく、気軽に利用できるテイクアウトメニューも充実しています。筒状パイにクリームやフルーツを詰めたイタリアの伝統菓子「カンノンチーニ」、素材の魅力を活かしたジェラートをはじめ、フレッシュバナナを使用したジェラートドリンクにティラミスやモンブランなどをトッピングしたスムージーパフェなど、ショッピングや街歩きの合間に、休憩時間に、可愛いスイーツでひと息入れてみてはいかがでしょう。
マルニ カフェのオープンに先立ち、6月にリニューアルしたマルニ GINZA SIX。ガラス張りのファサード、柔らかなグレーを基調にした店内には、マルニ ブティックに共通するシンボルともいえる、彫刻的な波状のステンレススチールレールのラックを軸に、メタリックな輝きがアクセントとなった什器や、曲線的なメタルフレームのショーケースなど、1960年代風のデザイン美学を再解釈した有機的かつフューチャリスティックなディテールが散りばめられています。そこに、プルシアンブルーのベルベットソファがアクセントを添えます。シンプルながら、しっかり主張するマルニらしいシルエットと色彩、質感の対比が、エレガントで現代的なムードを演出するインテリアです。
2025年秋冬コレクションは、フランチェスコ・リッソがロンドンのパブで出会った2人のアーティスト、オラオル・スローンとソルジャー・ボーイフレンドとのセッションによって生まれました。コレクションの準備にあたり、まず約1カ月の間、3人はアーティストレジデンスで共に制作を行ったのだそう。そこでの制作の成果は、2025年2月にミラノで発表されたコレクションのランウェイの背景となった大型キャンバスに具現化され、プリントやモチーフ使い、刺繍という形でコレクション全体に派生。マルニらしいアートとファッションの密接な結びつきを確固たるものにしました。
マルニ GINZA SIXでは、そんなストーリーから生まれたウィメンズ、メンズのエフォートレスなワードローブを展開。オオカミ、カラス、涙、チューリップといった象徴的なモチーフが、シャツ、シャツドレス、スカート、ボクサーショーツなど素材に合わせたプリントや技法で施されています。 テンペラ絵具の豊かな質感を忠実に再現した鮮やかな色使いのインターシャニットは、レジデンス期間中のアーティストたちの芸術的な衝動を形にしたデザインです。これらのキールックから引用したカラーやモチーフがバッグなど小物へと落とし込まれています。
マルニのフィロソフィを色濃く描き出すアーティスティックなコレクションだけでなく、店頭では、マルニらしい素材使いや加工、手仕事にこだわった、エッセンシャルなワードローブも充実しています。カーディガンやベストといったベーシックアイテムには、ハンドステッチ、メンディングのロゴパッチやボタンホールなど、アイコニックなデザインディテールが取り入れられています。シンプルなシアリングノーカラージレは、ふんわりとカットされた柔らかな毛触りと丸みのあるシルエットが印象的。マルニのDNAを反映した上質なクラフツマンシップを感じさせます。
メンズラインの定番として人気の高いトロピカルウールシャツには、前後の身頃を切り替えたハーフ&ハーフのデザインや、襟や胸ポケットにハンドステッチのメンディングディテールを施しました。同じく定番のコットンニットシリーズのカーディガンも、ヴィンテージ加工によって長く愛用したような雰囲気を演出し、さらに襟元にメンディングロゴのアクセントもプラス。こうした定番のアイテムひとつにも細やかな遊び心が表現されています。また、女性がメンズラインをオーバーサイズに着用したり、逆も然り、メンズ、ウィメンズの垣根を超えてジェンダーレスに愛用できるのも、マルニが描く多様性のあり方です。
飽きのこないデザインが人気のマルニのバッグ。博物館に展示されていた幾何学的な彫刻にインスパイアされたトートバッグ「MUSEO(ムゼオ)」は、その名の通り、イタリア語で博物館(ミュージアム)を意味しています。一見シンプルながらも、構築的なデザインが特徴で、カーフレザー製ですが軽くてデイリーに愛用したいトートバッグです。
2024年に登場した、過去と未来を結ぶ新アイコンバッグ「TRUNKAROO(トランカルー)」は、ブランドを代表するアイコンバッグ「TRUNK(トランク)」をより洗練されたデザインへとアップデートしたもの。特徴的なアクセサリーのようにデフォルメされたマグネット式クロージャーや、無駄のないシングルコンパートメントなど実用性がポイント。卓越したクラフツマンシップによって生まれる、柔らかなカーフレザー製のポータブルな宝箱は、日常のあらゆるシーンで活躍します。
メンズの耐久性に優れたコーデュラ®素材を使用した新作バッグパック「CITY SCAPE(シティスケープ)」は、機能性とシンプルなデザインで女性にも人気。トランカルーのスタッズモチーフのクロージャーがさりげないアクセントになっています。また、レトロなサッカーシューズからインスピレーションを得た新作スニーカー「SOFTY SOCCER(ソフティサッカー)」のマルチカラーは足元をプレイフルに彩ります。
そして、ギフトにも人気の高いスモールレザーグッズにも、マルニの色彩の感性で表現したマルチカラーが印象的な「トランク」ウォレット、「トランカルー」のスタッズを大胆に配したウォレットといったアイコンバッグのデザインが落とし込まれています。他にも波のようなシンボルロゴをハンドステッチで表現した「SYMBOL(シンボル)」シリーズなどをラインナップ。バッグ、シューズ、スモールレザーグッズにも、マルニらしいクリエイティビティが表れています。
個性豊かな色彩感覚とトレンドに捉われない創造性。1994年のブランド創設以来、大胆な自己表現を可能にするマルニのスタイルは、自分らしさを大切にする多くの人々を魅了しました。自由なクリエイティビティとアーティスティックな感性、既成概念にとらわれない「COLOR OUTSIDE THE LINES」というマルニのフィロソフィはメインコレクションにはじまり、若手クリエイターとのコラボレーション、世界中のマーケットからインスピレーションを得たなハンドメイドバッグなどを扱うポップアップイベント「マルニ マーケット」、そして、この度オープンしたマルニ カフェにも一貫しています。
また、シグネチャーともいえるヴィヴィッドな色彩。ドット、ストライプ、自然界からインスパイアされたフラワーやアニマルモチーフのプリント柄の大胆な組み合わせ。多様な素材使いによるボリュームバランスや構築的なシルエット。ラグジュアリーでありながらプレイフルな日常に取り入れやすい洗練されたデザイン。これらの90年代から変わらないマルニのDNAは、実験的なアプローチやストーリーをもって長く愛され表現されてきました。そして、これからも…。
2025年秋冬コレクションをもって、10年間にわたり、型破りな演出のショーや独創的なコレクションでブランドの世界を拡げてきたフランチェスコ・リッソから、次なるクリエイティブ・ディレクター、メリル・ロッゲへと引き継がれます。ベルギー出身の彼女は、アントワープ王立芸術アカデミーを卒業し、7年間、ニューヨークでマーク・ジェイコブスのもとで経験を積んだ後、アントワープに戻り、ドリス ヴァン ノッテンのウィメンズ・チーフデザイナーとして活躍しました。2020年に自身の名を冠した「メリル ロッゲ」を立ち上げ、新鋭ブランドとして注目を集めるや否や、2025年のANDAMファッションアワードでグランプリを受賞し、その実力を証明しました。
「独立した精神が高く評価されてきたマルニの一員として、先見の明を持つクリエイティブ・ディレクターたちによって定義された使命を引き受けることは刺激的だ」とメリル・ロッゲは語っています。彼女の自由なイマジネーションとマルニのフィロソフィが共鳴し合い、どんなプレイフルな世界を見せてくれるのか、期待が膨らみます。
MARNI CAFE マルニ カフェ
(3F/03-6281-4388)
MARNI マルニ
(3F/03-6264-5139)
※金額はすべて税込みの価格です。
※掲載情報は2025年10月24日(金)時点の情報です。
[CREDIT]