横山智子展 薔薇の結晶 7/18(木)~7/24(水) Rose Crystallizations: Tomoko Yokoyama Exhibition
Artglorieux GALLERY OF TOKYO
Art
「yellow butterfly」
M8号 / キャンバス、アクリル
「ロンド」
M10号 / キャンバス、アクリル、コラージュ
「あわい-chiyo-」
M8号 / キャンバス、和紙、アクリル、色鉛筆
「rose crystal Ⅳ」
20×20cm / ガラス、和紙、アクリル、ドライポイント、真鍮
「薔薇の結晶 Ⅱ」
M6号 / ガラス、ドライポイント、和紙、絹、木
「薔薇の結晶 Ⅲ」
M10号 / ガラス、ドライポイント、和紙、絹、木
十数年前、認知症を患った母の介護に携わっていた頃、青い薔薇の絵しか描けない時期があった。60代後半で病を発症した母の肉体は健康なまま、脳だけが死んでいった。母に寄り添った日々は、私に生と死は対極にあるものでは無く混沌としながら同時に存在しているのだと教えた。
刻は流れ、パンデミック、戦争、自然災害と、予測のつかない時代となり、死はより身近な存在になっているのではないだろうか。形あるものはいつか必ず失われるが、心の奥に蓄積された記憶やおもいを結晶とし、とどめておきたいと考える。
今回初めてガラスや絹に絵を描き、真鍮や木材で小さなオブジェを制作した。儚い結晶を封じ込める方法を模索している。
横山智子
横山智子 / Yokoyama Tomoko
武蔵野美術大学 油絵学科卒業
【個展】
2022年~2023年 砕け散った青空を花とするなら (伊勢丹新宿本店/名古屋栄三越/伊勢丹新潟)
2021年~2022年 光の奏–儚さを永遠に変換する刻 (日本橋三越本店/静岡松坂屋)
2020年~2021年 七月の輪郭を揺らすとき (銀座三越/名古屋栄三越/札幌三越)
2018~2019年 空の深度 -雪月花- (銀座三越/新潟三越/名古屋栄三越/静岡松坂屋)
2017~2018年 空の深度 -アオイサクラ- (銀座三越/静岡松坂屋/名古屋栄三越/新潟三越/福岡三越)
2016年 secret garden (静岡松坂屋/静岡)
2015~2016年 for you (銀座三越/静岡松坂屋/池袋東武/名古屋栄三越)
2014~2015年 silent voice (銀座三越/静岡松坂屋/名古屋栄三越)
2012~2013年 innocent blue (銀座三越/仙台三越/札幌三越/大阪三越伊勢丹/名古屋栄三越)
2010年 I Novel (ワダファインアーツ/東京)
2009年 TRANCE (ワダファインアーツ/東京)
2007年 True Blue (コートギャラリー国立/東京)
2004年 memory (みゆき画廊/東京)
2001年 first memory (みゆき画廊/東京)
1999年 胚葉から (ギャラリー池田美術/東京)
1993年 零度の花冠 (ULLA SOMMERS/ドイツ)
フロア: 5F
イベント名: 横山智子展 薔薇の結晶
開催期間: 2024.07.18- 2024.07.24
終了しました
*最終日は18時閉場
2024.07.16 UP