伊藤遠平 展示「キノコの精霊と森の仲間たち vol.2」
銀座 蔦屋書店
Art
銀座 蔦屋書店は、2024年11月24日(日)まで、BOOK売場(日本文化)にて伊藤遠平 展示「キノコの精霊と森の仲間たち vol.2」を開催中です。
幼少の頃から森や海など、さまざまな自然や生き物と触れ合いながら育った伊藤遠平は、そこから自由に物語の世界を創造し、独自の表現へと昇華させてきました。絵画や立体造形をベースに、近年では幼稚園や神社での空間デザインなども手掛けるなど、その表現は多岐にわたっています。
伊藤は、細部までの造形が可能な石粉粘土を使用したり、アクリル絵の具を薄く何層にも塗り重ねたりして生き物の色に深みを与え、リアリティーを生み出していきます。愛らしさやユーモアを大切にしつつ、生命に内在する根源的な神秘性を表現しています。
本展は、昨年銀座 蔦屋書店で好評だった「キノコの精霊と森の仲間たち」展の第二弾となります。アトリエ周辺の森でよく見かけるフクロウからイメージを広げた作品を中心に、キノコの精霊の子供達(チビタケ)やカエル、ハリネズミ、ミノムシなど新たに森の住人として加わった仲間たちの新作立体作品を発表します。また今回、キノコの精霊をモチーフにしたオリジナルTシャツやポストカード、ステッカーもご用意、より物語世界を楽しめる構成となっています。
[作品・グッズ紹介]
《チビミノ (ミノムシの精霊)》
H6~7×W2.5~2.7×D2.5~2.7cm/石粉粘土、ウレタンフォーム、アクリル絵具、鉄製のリング / 2024
※壁面設置用に石粉粘土製の枝もセットとなっています。
《ドングリガエルとイモムシくん》
H21.5×W12.4×D12.5cm/石粉粘土、ウレタンフォーム、アクリル絵具、鉄製の台座 / 2024
Tシャツ M・L・XL 各3,960円(税込)
ポストカード 5枚セット / 770円(税込)
[アーティストプロフィール]
伊藤遠平 (いとう えんぺい)
東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了 江戸時代から続く彫金の家系に生まれる。
石粉粘土を用いて空想の生き物たちの世界を、立体造形や絵画にて展開している。
1976年 茨城県笠間市生まれ
2000年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2002年 東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了
2014年「2014 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」/ イタリア・ボローニャ
2014年「国際陶磁器フェスティバル美濃ʼ14」(審査員特別賞) セラミックパーク MINO / 岐阜
2014年「伊藤遠平展」 SAKODA ART GALLERY / 兵庫
2018年「水と土の芸術祭 2018」に作品出品 ゆいぽーと、NSG 美術館 / 新潟
2019年「ミーヤホーヤ / 不思議な海の仲間たち」展 うつのみや妖精ミュージアム / 栃木
2021年「伊藤遠平展ー透明で優しいものたちへー」(第13回宇都宮エスペール賞) 宇都宮美術館 / 栃木
2023年「キノコの精霊と森の仲間たち」銀座 蔦屋書店 / 東京
2023年「チビタケの森」GARAGE / 茨城
[展示詳細]
伊藤遠平 展示「キノコの精霊と森の仲間たち vol.2」
会期:2024年10月26日(土) - 11月24日(日) ※終了日は変更になる場合があります。
時間:10:30 ~ 21:00
場所:銀座 蔦屋書店 日本文化売り場
主催:銀座 蔦屋書店
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
2024.10.28 UP