田中福男 展示 「Glass Echoes of Silence(静けさの響き)」
銀座 蔦屋書店
Art
ガラス作家、田中福男の展示「Glass Echoes of Silence(静けさの響き)」を、銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前にて2025年11月29日(土)〜12月19日(金)の期間に開催いたします。
田中福男は、「インサイドアウト」という高度な技法を使い、ガラス作品を作るアーティストです。透明度の高い耐熱性の理化学ガラスを用いて制作された作品は、多彩な色ガラスや気化蒸着させた純金、純銀が化学反応することによって独特な色彩を纏い、繊細な模様を描き出します。

「Posy」、Φ4.9 cm、Borosilicate glass, gold, silver、2025

「Siosai 20251010」、Φ4.8 cm、Borosilicate glass, gold, silver、2025
[アーティストプロフィール]
田中福男 / Fukuo Tanaka
1979年生まれ。ガラスアートの専門学校を卒業後、透明度の高い耐熱性の理化学ガラスを用いた作品を制作、2004年に自身のブランド “Topnoch” を設立。2024年に開催された彫刻家・土屋仁応の個展では、木彫用のガラスの玉眼を担当、さらに初めて目以外のガラス部分も制作。長年ガラスの研究を続けた田中は、「インサイドアウト」と呼ばれる高度な技法を駆使して、可憐で繊細な作品を生み出す。試験管状のガラスの外側に、点で打った別のガラスをバーナーで熱し、それが溶けて内側に入っていく過程で様々な模様に変化、全体の成形と同時に小宇宙を創造する。また独特の色彩は、色ガラスや気化蒸着させた純金・純銀などの金属を加熱し、化学反応で生まれた色を組み合わせて作られる。その作品は葉脈や雪の結晶など、自然界の法則によって存在する美を彷彿とさせる。
主な個展
2025 田中福男ガラス新作展「点とタイミング」, 日本橋髙島屋 S.C. 美術工芸サロン / 東京
2024 田中福男個展『パターンb』, OCO GALLERY / 東京
2024 その種として, メグミオギタギャラリー / 東京
2019 秋・鎌倉・ガラス~日々深閑から~, アトリエ水平線 / 東京
2007 初個展, Grass Hopper GALLERY / 東京
主なグループ展
2025 もののかたち, メグミオギタギャラリー / 東京
2024 東武絵画市2024, 東武百貨店船橋店 / 千葉
2024 ART FAIR TOKYO, 東京国際フォーラム / 東京
2024 ART MARBLE 2024, KOBEとんぼ玉ミュージアム / 兵庫
2019 KOGEI Art Fair Kanazawa 2019, KUMU 金沢 -THE SHARE HOTELS- / 石川
2017 FORM & ESSENCE, AKI Gallery / 台湾
2016 木々のアトリエ, 東京都美術館 / 東京
[展示詳細]
田中福男 展示「Glass Echoes of Silence(静けさの響き)」
会期:2025年11月29日(土) - 12月19日(金) ※終了日は変更になる場合があります。
時間:10:30~21:00 ※最終日は17:00まで
場所:銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
主催:銀座 蔦屋書店
協力:メグミオギタギャラリー
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
フロア: 6F
イベント名: 田中福男 展示「Glass Echoes of Silence(静けさの響き)」
開催期間: 2025.11.29- 2025.12.09
2025.11.21 UP

