GINZA SIX 2nd Anniversary 「Roll」
ショーウィンドウ
Show Window
巻き寿司は、板海苔とともに江戸時代に誕生したそうです。粋な遊び心で、上に乗せていたネタを内側に巻き、ワクワクしながら切るのを楽しんだのでしょう。
たまちゃんは、日本人が「料理」として捉えていた「寿司」を、「巻く、切る」という行為で、アート表現を実現しています。独自の技術を駆使しているのはもちろん、ユーモア溢れる題材選びが作品の魅力だと思います。作品からコミュニケーションが生まれるまでを視野に入れた一連のシナリオには、江戸時代の粋に通じる、作者のさばけたホスピタリティを感じます。そんな作品群を展示する美術館を、ウィンドウ内に作りました。
『ありふれているのに有名な花』(ひまわり)と『繰り返しの美』(カキツバタ)は、今回のディスプレイのための新作です。
巻き寿司アート作品 : たまちゃん
アートディレクター 佐藤寧子
〈巻き寿司制作過程〉
1,巻き簾の上の海苔に、カレー粉で着色した酢飯を置きます。
2,巻き簾で巻きます。
3,パーツもそれぞれ海苔で巻いて作ります。
4,電動ナイフで慎重に切ります。
5,開くと絵が現れます。
6,切る場所によって、少しづつ絵が変わります。
ショーウィンドウ
フロア: B2F
開催期間: 2019.04.02- 2019.05.16
終了しました
2019.04.03 UP