この秋新たにGINZA SIXにファッション・エントリー!
「GINZA SIXで買うなら概ねこんな感じだよね」と一通りを知るみなさまに向け、ショッピング体験を更新する“まだまだ知らない”ファッションニュースを調査!最もホットなブランド&アイテムを15トピックに厳選してお届け。
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01_KENZOの新しい姿
02_ラグジュアリーウォッチ
03_気分は超ミニバッグ!
04_あたたかいものに包まれたい
05_Instagramの舞台ファニチャー
06_ゴルフウエアという日常着
07_ユニセックスアクセ繚乱
08_あのデザイナーが初来店!
09_密かなる名品Tシャツを探せ!
10_気張らないセットアップ
11_そろそろパーティーに出かけたい!
12_変型デニムをモードに
13_ルームウェアの新事情
14_主役級のイヤーアクセサリー
15_ニュークラシックを身近に
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01
The New KENZO
KENZOの新しい姿
伝統的なブランドロゴの看板と色鮮やかなレッドの壁紙や什器などレトロフューチャーな雰囲気が漂う。
NIGO®による原点回帰のデビューコレクション
2022年秋冬コレクションで最もハイプな話題として拡散された、「KENZO(ケンゾー)」アーティスティック・ディレクターにNIGO®が抜擢されたというニュース。亡き高田賢三が表現した日本と西洋の融合をしっかりと受け継ぎながらも、自身のキャリアで培ったストリートウェアの巧みなモチーフセンスとMIXアレンジで、新しいスタイルを完成させた。
左上/Kロゴの黒いTシャツは¥23,100、赤いスウェットは¥44,000 左下/上段のソックス各¥11,000、中段と下段のTシャツ各¥20,900 右下/店内には木瓜の花を象った大きなスツールも置いている。/ケンゾー(3F)
注目したいのは、木瓜(ボケ)やポピーなど、アーカイブに用いられてきた“花”を服や小物に散りばめているところ。木瓜の花を中央にプリントしたアイテムは、スウェットやTシャツなど、シーズンを問わず定番で展開していく予定だ。ブランドを象徴するタイガーのグラフィックもご覧の通り! 頭文字の“K”ロゴに応用され、ユニークかつ、和を感じるデザインに仕上がっている。GINZA SIX店は日本でいちばん多くアイテムが揃う店舗として、6月にリニューアルしたばかり。看板やテーブルなどの什器やイメージカラーである赤の壁紙から、NIGO®が演出する世界観を存分に楽しめる。
New Looks for Fall !!
カレッジやスポーツ、ロンドンの要素を取り入れたランウェイでは、メンズ29体、ウィメンズ31体が登場。会場のサウンドトラックでは、エイサップ・ロッキーやファレル・ウィリアムス、タイラー・ザ・クリエイターら錚々たる面々がトリビュートしているNIGO®のアルバムの楽曲が先行して流れたことでも盛り上がった。
NIGO®
Artistic Director
Profile:
1970年生まれ。自身のブランド「HUMAN MADE(ヒューマンメイド)」や、ストリートウェアを筆頭とするサブカルチャーをともに牽引した故ヴァージル ・アブローによる、ルイ・ヴィトン メンズのコラボなど多岐に活躍。
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02
My First Luxury Watch
ファースト・ラグジュアリーウォッチ
あなたが最初に買いたいと思う時計はどれ?
単純に時間を見るためだけだったら、スマートフォンやスマートウォッチで十分なのかもしれない。だけど、ラグジュアリーウォッチにしかない魅力が確かにある。それは身につけることで備わる、自信と洗練さ。概念的な美しさこそ、物理的な機能にはない奥深さを感じる。そして、一生をかけて大切に身につけられるところもまたいい。先々まで受け継いで、ずっと長く“誰かの1本”であり続けるって、なんだか素敵。
PIAGET
文字盤とリング状のベゼルにあしらったダイヤモンドが煌めく。オリジナルストラップのネイビーからグリーンに付け替えるとモダンな印象に。ウォッチ“ポセション”〈ステンレススチール、クオーツ、29mm〉¥611,600・ストラップ¥40,920/ピアジェ ブティック(1F)
CITIZEN FLAGSHIP STORE TOKYO
手元に映える華奢なスクエア型のウォッチ。バイカラーの配色がさらに上品さを演出する。ウォッチ“クラシック カレ レディース”〈ステンレススチール、クオーツ、23×21mm〉¥192,500(フレデリック・コンスタント)/シチズン フラッグシップストア トウキョウ(1F)
FRANCK MULLER GENEVE
ピンクのストラップと文字盤中央のダイヤモンドの組み合わせに妙あり。モデル名にある“パスティーユ”は、水玉の意味を指す。ウォッチ“インターミディエ パスティーユ”〈ステンレススチール、クオーツ、30×22mm〉¥1,100,000/フランク ミュラー ジュネーブ(2F)
Jaeger-LeCoultre
ダイヤルの反転機構を備えた“レベルソ”は50万円台から購入可能。このモデルには自動巻ムーブメントを搭載。ウォッチ“レベルソ・クラシック・ミディアム・デュエット” 〈ステンレススチール、自動巻き、40×24.4mm〉¥ 2,015,200/ジャガー・ルクルト(1F)
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03
Mini Bag Mood
気分は超ミニバッグ!
何も入らない、のがいいんです
世は空前のミニバッグブーム。なかには財布はおろか、スマートフォンさえも入らない極小サイズも! スペックの高さが求められてきた今までのあり方と逆行しているのには、様々な理由が考えられる。まずはこの数年で大成長したキャッシュレス化。クレジットカードや電子マネーが当たり前となった今、現金は一切持たないという人もいるくらいだ。そして第二に、2000年代のカルチャー、Y2Kのブームが到来したこと。パリス・ヒルトンやブリトニー・スピアーズなどのセレブが愛用していたミニバッグが再び注目され、GINZA SIXで取り扱っているブランドからも続々登場中で、ストラップで肩掛けできるバッグが多く、アクセサリー感覚でサラッと身につけられるものが多数。小さいながら「DIESEL(ディーゼル)」のようにロゴが際立っているデザインもあれば、「Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)」は毛足の長いレオパード柄をチョイスするなど、それぞれ存在感を表すポイントがある。「discord Yohji Yamamoto(ディスコード ヨウジヤマモト)」は長さ違いのストラップが付属していて、着こなしに合わせてアレンジが可能。メンズはサコッシュから変化した「master-piece(マスターピース)」のショルダーバッグから挑戦してみるのが良さそう!
DIESEL/小さいながらも、生まれ変わった“Dロゴ”が力強く主張する。〈H9.5×W12.5×D5cm〉¥29,700/ディーゼル(5F)
discord Yohji Yamamoto/最小バッグはチェーンを腕に巻いて持ってもキュート。〈H8.5×W8.5×D2cm〉¥20,350/ディスコード ヨウジヤマモト(2F
Vivienne Westwood/秋のムードを盛り上げる、ハラコ調のレオパード柄。〈H17.5×W9.5×D3.5cm〉¥55,000/ヴィヴィアン・ウエストウッド(3F)
MSPC PRODUCT SELECTED/重量感のあるバックルと軽妙な配色のバランスが絶妙! 〈H22×W16×D2.5cm〉¥19,800(マスターピース)/エムエスピーシープロダクトセレクティッド(5F)
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04
Wrapped in Something Warm
あたたかいものに包まれたい
身体も心もほっこりする小物を身にまとって
お洒落と防寒は別物だと考えてしまうことがあるが、今年の秋冬は温かくなれてさらにトレンドも押さえられる、そんないいところ取りのアイテムが豊富に揃っている。例えばレッグウォーマー。あえて裾を弛ませたルーズな雰囲気が、今っぽい足元の作り方! あとは顔まわりを優しく包み込むフードタイプの帽子もおすすめ。頭をすべて覆うバラクラバよりもハードルが低く、かつカジュアルに取り入れられる。もちろん冬の定番、マフラーも進化中。アウターの上から巻きやすいサイズ感や新柄など、変化を楽しんで。定番小物こそ、モダンにアップデートしたい。そして最後に…。リュックにもなるウサギのぬいぐるみも、成長に寄り添うぬくもり要素!
BRITISH MADE/マフラーとストールの中間のサイズ感。グリーンを基調にしたチェックは新柄。〈190×35cm〉¥41,800(ジョンストンズ オブ エルガン)※9月下旬入荷予定/ブリティッシュメイド(5F)
Tabio Japan/肌触りの良いモヘア素材を使用したレッグウォーマー。6色以上と色展開も豊富。各¥2,420/タビオ ジャパン(4F)
CA4LA/付け襟にもなるフード型の帽子。千鳥格子柄のツイードと、顎下で結んだリボンが甘さをプラス。¥14,300/カシラ(4F)
MARLMARL/リュックとして背負えたり、手持ちのおしゃぶりを装着できるリングが付属したりと機能的! ¥7,150/マールマール(4F)
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05
Picture Perfect
Instagramの舞台ファニチャー
何を乗せる? SNS映えを狙ってパシャリ!
買ったばかりのジュエリーやコスメをInstagramでアップしたいとき。床に置くのも手で持つのも、なんだか洗練されていない気がする。そんなときは、添えるだけでセンスがアップする家具を味方につけよう。GINZA SIXでとびきりのアイテムを探すなら、4月に拡張オープンした「BoConcept(ボーコンセプト)」で。広々とした店内には、バリエーションに富んだプロダクトが並び、居住空間を想像しながらお買い物を楽しめる。そこで見つけたのは名品の“オタワ チェア”。葉っぱのような形と丸みを帯びたフォルムに沿うように、小物や写真集などを飾りたい。モードな気分の人には、こちらのサイドテーブルをチョイス。マットな黒色に目立つように、あえて色鮮やかなスカーフやバッグを置いて撮ると写真に差がつくかも。
BoConcept
EXPOSE Side Table
インドの歴史的な都市、モラーダバードで職人が手作業で製作。砂時計を思わせるようなフォルムだが、テーブル面は水平で小物を美しく撮影できる。マットな質感なので部屋に置いてもシックに。¥59,900/ボーコンセプト(5F)
OTTAWA Chair
曲線のある“オタワ チェア”は人気アイテム。まるで木の枝のような脚とのコントラストも相まって、絶妙なバランスを保っている。レザーやファブリックなど、シートは様々な素材でオーダーが可能。¥29,680〜/ボーコンセプト(5F)
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06
Everyday Golf Wear
ゴルフウエアという日常着
ファッションとの境目がさらにシームレスに
GINZA SIXは知られざるゴルフウエアブランド天国! コロナ禍でゴルフを知った次世代の若きゴルファーたちが、日常的なウエアも兼ねたショッピングに訪れている姿が目立つ。今まで主流だったビジネス目的ではなく、友人や家族と共にスポーツとして楽しむために始める人も多いのだとか。もっとカジュアルにゴルフと向き合っている人が増えているからこそ、ファッションもデイリー感覚で。着心地の良さやシンプルなデザインなど、取り入れやすさを重視したウエアが増えている。そのリアルなスタイルを調査すべく、3つのショップでスナップを敢行! 「lucien pellat-finet(ルシアン ペラフィネ)」では初となるゴルフアイテムを、「the HOUSE(ザ ハウス)」ではより自然体で着られる「PGG(ピージージー)」のニットセットアップを、「BRIEFING GOLF(ブリーフィング ゴルフ)」では色味を抑えたモードなルックがこの秋の推し。さらに、今回取り上げた3ブランド以外にも「MARK & LONA(マーク & ロナ)」「G/FORE(ジーフォア)」「K-3B(ケースリービー)」「muta MARINE(ムータ・マリン)」(すべて5F)など、選択肢はたくさん。Tシャツやデニムを選ぶように、自由な発想でお気に入りを見つけて。一人ではもちろん、ゴルフ仲間と一緒に足を運ぶのも、良いひとときに。
the HOUSE
Sumire Komuro, Shop Staff
伸縮性に特化したピージージーのニットウエアは、可動域が求められるゴルフと相性よし。「ミリタリー感のあるカーキという色味が珍しく、様々なシーンで着られるユニセックスのセットアップです」(小室すみれさん)シャツ¥35,200・パンツ¥28,600/ザ ハウス(1F)
lucien pellat-finet
Samiru Nakajima, Shop Staff
「新ライン“ルシアン ペラフィネ エルピーエフジー”は遊び心のあるデザインが特徴です。モチーフを刺繍したキャディバッグやヘッドカバーなど、小物類も充実しています」(中島サミールさん)シャツ¥36,300・パンツ¥48,400・キャップ¥19,800/ルシアン ペラフィネ(3F)
BRIEFING GOLF
Naoya Ito, Shop Staff
「カラフルな印象のあるゴルフウエアも、色味を変えるだけで雰囲気がガラッと変わります。モノトーンのトップスは肌に吸い付くような質感がとても心地よく、おすすめです」(伊藤直哉さん)シャツ¥29,700・パンツ¥35,200※9月末より順次発売予定/ブリーフィング ゴルフ(5F)
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07
Multiple Jewelry Choices
ユニセックスアクセ繚乱
性別を問わず、着飾る時代がやってきた!
ネックレスやリングなど、GINZA SIXでは次世代向けのユニセックスジュエリーが人気。ウィメンズだから、メンズだからと決めず、自分に似合うかどうかを重視して選ぶ人が増えているようだ。どんな装いにも合うシンプルなデザインはもちろん、ファッション感度の高いブランドから出ている装飾的なものに挑戦してみるのもまた魅力。リングに合わせてネイルも探すなら、B1Fのビューティーフロアへ!
OFF-WHITE
c/o VIRGIL ABLOH™
ブランドのアイコンである、Xモチーフのロゴを中央にあしらったシグネチャーリング。凹凸のある突起を施すことで、さらに存在感を放つ。〈真鍮〉¥49,500/オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(3F)
HOORSENBUHS
「SPINELLI KILCOLLIN(スピネリ キルコリン)」とのコラボレーション。2連のリングに、シグネチャーのトライリンクが連なっている。〈シルバー×18Kイエローゴールド〉¥319,000/ホーセンブース(3F)
SJX
馬蹄のモチーフがそのままイヤーカフになった、遊び心のある一品。小ぶりながら、正面の星モチーフが動くたびにキラリと光るのがポイント。〈18Kイエローゴールド〉¥82,500/エスジェイエックス(5F)
AbHerï
アーツ・アンド・クラフツ運動を提唱した芸術家、ウィリアム・モリスの思想に着想を得た新コレクション。有機的かつシャープなクロスモチーフ。〈プラチナ〉¥385,000※9/10発売予定/アベリ(2F)
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08
Julian Bedel is Coming to Japan!
コロナ禍を経てあのデザイナーが初来店!
FUEGUIA 1833のジュリアン・ベデル、ようこそGINZAへ
少しずつ海外からのお客様が戻ってきたGINZA SIX。そのなかには、日本をインスピレーション源としてやまないデザイナー陣も! 最高品質の香水を提供する3Fの「FUEGUIA 1833 Ginza(フエギア イチハチサンサン ギンザ)」のジュリアン・ベデルもその一人。「久しぶりに来日できました。コロナ前は年に2回は来ていたかな。御茶ノ水のレコードショップでGINZA SIXのショップで流すレコードを買ってきたよ。アタウアルパ・ユパンキの『日本を偲びつつ ユパンキは唄う』。東京は音楽にまつわる名店が多いね」。では“知られざる”香水のエピソードを聞いてみた。「謎多き香りは“チェンバー(写真右下/30ml ¥20,900)”かな。これは養殖している湖底からグリーンを採集しているから、具体的にどの種類の植物から成り立っているか僕もわからないんだ。その複雑でミステリアスな香りに惹かれてね。あと今、水面下で新しい香りを考案中。まだ秘密なのでお楽しみに」。
Julian Bedel
FUEGUIA 1833 Founder
Profile:
ジュリアン・べデル/1978年ブエノスアイレス生まれ。フエギア イチハチサンサンの創設者でありながら、デザイナーや音楽家など多角的な顔を持つ。木からギターを作るほど木工作業を得意としていて、GINZA SIX店の看板に名を彫ったのもジュリアン本人。
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09
T-shirt Search
密かなる名品Tシャツを探せ!
見た目は無地、だけど細部にこだわりがチラリ
今やTシャツは、季節に関係なく通年で愛用したいアイテムだけれど、秋冬は重ね着するシチュエーションが増えるため、おのずと無地Tが候補に上がってくるもの。理想の1枚を見つけるために、GINZA SIXをサーチ! すると、お馴染みのブランドから意外なショップまで、続々ヒット。そのなかから厳選した3枚をおすすめポイントとともにご紹介。
MACKINTOSH
肩位置を落としたドルマンスリーブが特徴のオーバーシルエットTシャツ。ハリと光沢を併せ持つ肉厚なコットン生地で立体的なフォルムと高級感を演出している。¥27,500/マッキントッシュ(3F)
ebure
端正でありながら、体のラインを拾わないシルエットに定評があるベーシック品番。秋冬の新作では、トレーサビリティ認証を受けたオーガニックコットン生地を使用している。¥12,100/エブール(4F)
DENHAM
定番のパックTシャツのアップデート版が登場。白とグレー、黒の3枚入りで、胸ポケットの下には小さなプルタブが付いている。デンハムらしくデニムに似合う新名品となる予感! ¥41,800/デンハム(5F)
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10
Keeping it Casual
気張らないセットアップ
おうちでも着たい、リラックス感が鍵
コロナ禍でおうち時間が増えスーツの需要が減った一方で、世の中が再びアクティブに動き始めた今だからこそ、時代感にフィットしたスーツが気になる。ワードローブに加えたいのはルームウェアのように着られる「気張らないセットアップ」! ゆったりしたシルエットやストレッチの効いた素材感など、ブランドによってアプローチもさまざま。実際に試着してお気に入りを見つけよう。
ATTACHMENT
ウールとポリエステルのジャージ素材で風合いとストレッチ性を両立。パンツのウエスト背部にゴムを通したイージーな履き心地もうれしい。ジャケット¥38,500・パンツ¥26,400/アタッチメント(5F)
hueLe Museum
トップスは肩位置を落とし、パンツはややルーズ気味ながら、立ち姿を美しく見せるためにパターンを工夫。トップス¥33,000・パンツ¥42,900(ハーヴェル スタジオ)/ヒューエル ミュージアム(4F)
Gente di Mare
イタリアの老舗ブランドから、裏が起毛したスウェットのようなジャージ生地のセットアップが登場。ジャケット¥59,400・パンツ¥34,100(チルコロ 1901)/ジェンテ ディ マーレ(4F)
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11
For Special Occasions
そろそろパーティーに出かけたい!
非日常を楽しむスペシャルアイテム
リモートでの触れ合いに慣れてきたとはいえ、たまにはお出かけしたい。華やかなパーティーやイベントはここ数年ですっかり映画やドラマの中の世界になってしまったけれど、日常に戻ってくるのはそう遠くないはずだ。そんなポジティブなマインドを復活させるべく、まずはセレブリティのスナップからお勉強! セレーナ・ゴメスやビリー・アイリッシュなど、お洒落好きな彼女たちのドレスアップ姿を見ていると気分が上がってきた! GINZA SIXで買えるものからチェックしてみて。
Gianvito Rossi
セレーナ・ゴメスもレッドカーペットで履いたメタリックゴールドのハイヒールなら、より足元を華やかに見せてくれる。ストラップ付きで安定感も。¥116,600/ジャンヴィト ロッシ(2F)
Rick Owens
ビリー・アイリッシュも今年のグラミー賞で着用。今季はレイヤードとドレープのドレスを多数展開。オレンジのドレス¥503,800 ※9月下旬発売予定/リック・オウエンス(3F)
AMI PARIS
今季は胸元のカットアウトが特徴的なドレスを発表。今年のメットガラでは、デザイナーのアレクサンドル・マテュッシがカミラ・メンデスと登場! 赤いドレス¥72,600 ※10月下旬発売予定/アミ パリス(3F)
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12
Modified Denim
変型デニムをモードに
脱カジュアル! ひと癖あるデザインに惹かれて
子どもの頃から当たり前に触れてきたデニムアイテム。カジュアルやアメカジのイメージを抱く人も多いが、ここ数年じわじわと展開を増やしているのが、切り替えやフリンジ、カットアウトなどのアレンジを加えた「変形デニム」。2000年代ブームも相まってか、2022の秋冬はさらにそのムードが加速! メンズ・ウィメンズを問わず様々なブランドから登場している。この現象を捉えるべく、GINZA SIXのショップをパトロール。ジャパンメイドのデニムに特化した「JAPAN DENIM(ジャパン デニム)」や、店内に専用のコーナーを設けているセレクトショップ「PARIGOT(パリゴ)」、ファッションブランドとのタッグも盛んな「KURO(クロ)」で、最新のルックをスナップした。どれも共通して言えるのが、デザイン性の強いものこそ、デニム生地にすることでどんな着こなしとも好相性になるということ。普段着ているシンプルな装いに 1 着加えるだけで、ファッション性と華を与えることができる、まさに万能なアイテムだ。そして今年の傾向として人気があるのは、少し色褪せたようなインディゴ。ブラックやブリーチカラーよりも幅広くマッチし、よりナチュラルな印象を与えてくれる。スタイリングが重たくなりがちな秋冬こそ、ぜひ取り入れたいカラーだ。
PARIGOT
Tomomi Nakamura, Shop Staff
立体的に見せる切り替えやパターンワークで、動きのあるデザインに。「スカートは腰回りのポケットにポイントがあるので、シャツをタックインしてセットアップ感を強調しました」(中村朋美さん)シャツ¥52,800、スカート¥47,300 (マメ クロゴウチ)/パリゴ(4F)
JAPAN DENIM
Kosuke Kanada, Assistant Manager
「08sircus(08サーカス)」とジャパン デニムがコラボレーションしたブルゾン。「ナイロン素材のMA-1とGジャンをドッキングしたジェンダーレスなデザインです。淡い色合いなので季節を問わずサラリと羽織れます」(金田皓佑さん) ¥59,400/ジャパン デニム(4F)
KURO
Koichiro Watanabe, Shop Staff
7オンスのデニムシャツの胸元に、トグルのディテールを加えたアレンジアイテム。「意外とありそうでないデザインですよね。ルーズフィットだから、前を開けてカジュアルにも着られます。いろんなシチュエーションで活躍する1枚」(渡邉孝一郎さん)¥33,000/クロ(5F)
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13
The Latest Loungewear
ルームウェアの新事情
居住空間をよりリッチにする選択肢
誰の目にも触れない自宅では、どんな格好をしていたって平気だけど、過ごす時間が長い分、ルームウェアにこだわると多少なりとも心持ちが変わってくるはず。家での暮らしを充実させるために、GINZA SIXでの隠れ名品をチェック。映画を観たり、読書したりする時間がより有意義になること間違いなし。
kashwére at home
肌あたりの優しい生地を使用したカーディガン。着脱のストレスが少ないノーボタンタイプ。カーディガン¥28,600、中に着たワンピース¥23,100(カシウエア)/カシウエア アット ホーム(4F)
VULCANIZE LONDON
ちょっとお高いけれど、一生モノ! 英国老舗ブランドのシルクガウンは、チャーチル元首相が愛したポルカドットをあしらった、限定復刻品。¥412,500(ターンブル&アッサー)/ヴァルカナイズ・ロンドン(4F)
Pasand by ne Quittez pas
緻密な刺繍を胸元やスリーブに施したコットンリネンのマキシ丈ワンピース。1枚で着られる開放的なリラックスシルエットは、旅先のステイでも活躍しそう。¥33,000(ヌキテパ)/パサンド バイ ヌキテパ(4F)
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14
Statement Ear Accessories
主役級のイヤーアクセサリー
耳元に輝く、存在感のあるものたち
ふと目線が耳元にいくような、主張のあるイヤーアクセサリーが続々登場! その種類はピアスのみに留まらず、イヤリングやイヤーカフなどの展開も増えている。注目したいのは、ボリュームのあるデザイン。バロックパールやいぶし加工を施したゴールドなど、ヴィンテージ感のあるアイテムや、揺れるたびに煌めくストーン付きジュエリーで上品に飾りたい。何気ない日も特別な気分になれる心強い味方!
AHKAH
シャンデリアをイメージして作られたピアス。キラキラと輝くゆらめきを、連なったダイヤモンドで表現している。〈18Kイエローゴールド×ダイヤモンド〉¥143,000※片耳のみの販売/アーカー(2F)
forte_forte
バロックパールと樹脂コーティングされたストーンがあしらわれたピアス。変型した楕円形とのバランスが絶妙で、動くたびに揺れるデザイン。〈真鍮×樹脂×淡水パール〉¥31,900/フォルテ フォルテ(3F)
Bijou de M
MIO HARUTAKA
北斗七星モチーフのピアスは、ショートカットやアップヘアなど耳周りをすっきりさせた髪型に。〈18Kイエローゴールド×淡水パール〉¥61,600※片耳のみの販売/ビジュードエム ミオ ハルタカ(2F)
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15
New Men’s Classics
ニュークラシックを身近に
イメージカラーのブルーと、モダンなモノトーンカラーで統一された「LANVIN COLLECTION」GINZA SIX店。チェッカー柄のカーペットは高級感と奥行きを与え、不思議な空間に迷い込んだかのような独自の世界観を演出する。
モード×エレガンスを追求していく
ファッションディレクターでスタイリストの祐真朋樹をクリエイティブディレクターに迎えて華麗なリブランディングを遂げた「LANVIN COLLECTION(ランバン コレクション)」は、メンズのエレガントスタイルを日本から発信。真髄であるテーラードを根本に置きながら、日常着としても落とし込めるデザインを提案することで、次世代にもクラシックウェアを受け継いでいる。Tシャツやデニムに合わせるもよし、ルールに縛られすぎず、伸びやかに取り入れて欲しいというメッセージが服作りから伝わってくる。2022年秋冬では、定番アイテムとして展開しているボウブラウスやコラボレーションアイテムなど、気になるものばかり!
LANVIN COLLECTION
New Classic_A
Chambord
A:「Paraboot(パラブーツ)」とのコラボレーションアイテム。グロスレザー仕様の“シャンボード”はメンズでは初めての試み。¥84,700 ※12月発売予定。先行してGINZA SIX店で予約を受付中。
New Classic_B
Bow-tie Blouse
B:ブランドが始動して以降、男女を問わず人気を集めているのがこのボウブラウス。シックにもカジュアルにも着られる、まさに入門にぴったりな1着。各¥38,500/すべてランバン コレクション(5F)
New Looks for Fall !!
左/今季のおすすめは、イタリアCERRUTI社のストレッチツイルを使用したシングルトレンチコート(¥121,000)。襟先のボタンを留めて襟を立てて着るのがランバン コレクション流だ。 右/多機能なポーチが備わったフィッシャーマンズベスト(¥88,000)を重ねると、より今季らしいムードに。/ランバン コレクション(5F)
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Text: Minori Okajima
Photos: Toru Oshima (item), Hiromi Kurokawa (shop & snap), Kaori Ouchi (FUEGUIA 1833)
Edit: Minori Okajima, Ayumi Kinoshita
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