Together with GINZA SIX
GINZA SIXとありたい未来
2023年に入り、GINZA SIXに様々な角度から新しい風をもたらすブランドのストアが続々と誕生。銀座という発信地を得て、ここからさらに歩みを進めるブランドのキーパーソンが展望する未来とは? その力強いアナウンスを一冊のラストに。
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<Interview|01>
AI時代に必要とされるクリエイティブな力とは
常にアイデアを循環させ続ける
店舗での実験をブランドの前進に
ユン|AMBUSH® Creative Director
「AMBUSH®(アンブッシュ)のことをクリエイティブなプラットフォームと考えています。だから15年間にわたり、純粋に興味のあるアイデアを形にして様々な分野とのコラボレーションを発表しながら、ブランドを続けてこれました」
そう語るのは、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターのYOON(ユン)さん。2008年ブランド設立当時は、ジュエリーブランドとして新たなスタイルをカルチャーシーンに打ち出し、リアーナ、ソランジュなどのアーティストの目に留まってからというもの、瞬く間にウェアアイテムまで規模を拡大。2018年にはキム・ジョーンズ率いる「DIOR HOMME(ディオールオム)」のジュエリーデザイナーに就任し、 ナイキやリーバイス、スターバックス コーヒー ジャパン、メタバース ブランドのAzukiなど多種多様なコラボレーションを果たしてきた。
写真/A. ユンさんがつけていたハート型ジュエリー。SNSにはアンブッシュのアイテムを取り入れたスタイリングも投稿。B. 右2つは代表的なビッグサイズのボールチェーンネックレス 各¥493,900、左2つは自然をモチーフにした参考商品。C. ジュエリーはエントリーアイテムからエクスクルーシブなものまでが揃う。「クリエイティブな仕事は、運動と同じく、日々の訓練のおかげで自然とアイデアが出てくるもの。それは一見軽やかに簡単に行なっているように見えるかもしれませんが、実は毎日アイデアを考え続けた上に、年々経験と知識が加わることで、あらゆる可能性に常に目を向けながら最速で動けるようになるんです」
そうした絶えず実験できる場として、アンブッシュの実店舗は「AMBUSH® WORKSHOP」という名前が付けられている。渋谷を第一店舗に、大阪、上海、香港へと続き、今年2月28日に銀座エリア初となる旗艦店をGINZA SIX 3Fにオープン。渋谷とは違った新たなターゲットにコミュニケーションできる機会を試みるという。それはコレクションの進化に伴って、20代から40代以上へもアプローチ可能な幅広いアイテムが揃うタイミングだからこそ。
店舗の名前もしかり、ユンさんと話していると、いかにブランド自体に持続可能な動体を見出しているのかよくわかる。
「ソフトウェアのように毎月私たちの思考もバージョンアップし続けるように、とよくスタッフにも言っています。デザイン面でも、パーフェクトな一個を追求するのではなく、とにかくたくさん出していくようにしていて。もちろんうまくいかないアイデアもあるけど、それも糧にして前進できる。今まで考えてきた1,000個以上のデザイン案も決して無駄ではなくて、月日が経ってから面白いと思えることもあります。過去のものも現在へと循環することで未来を更新し続けられるんです」
写真/D. ユニセックスを基本にレディースウェアやアクセサリーも強化。E.ナイキとのコラボレーションによる新作“NIKE エア フォース 1 LOW X AMBUSH” 各¥22,000 F.店頭コーディネートから、ビーニー¥26,400、ボールチェーンネックレス¥35,200、ネックレス¥35,200、スウェット¥50,600デザインに限らず、今後は各店舗エリア独自のローカルカルチャーと接続することで、同時多発的に実験を起こしていきたいとも語る。それはファッション独自の面白さでもあるコミュニケーションツールとしての役割が、店舗からファンダムへと反響することでさらなるブランドのステップアップがあると信じているからだ。
先々のプロジェクトに向けて全世界を飛び回るユンさんに未来像について聞いてみた。
「様々なジャンルに対して、自分がマルチメディアとしてどれだけアイデアを出せるか挑戦していきたいです。最近AIにも興味があって、まだトライアンドエラー中です。人間を超えるある一定の力も秘めている一方で、やっぱり最後に感性の部分では人間が必要だとも感じます。だからこそ、今まで鍛えてきた考える力と感性どちらも信じて、常に人々とオープンマインドに対話することで、チャンスをきちんと形にしていきたいですね」
AMBUSH® WORKSHOP GINZA
アンブッシュ ワークショップ ギンザ(3F)
2月28日にオープンしたアンブッシュ ワークショップ ギンザでは他の旗艦店同様、ジュエリーをはじめメンズ、ウィメンズ、ユニセックスなどレディ・トゥ・ウェア、アクセサリーがフルラインナップ。ジュエリーは全て日本製で、ポップアートにインスパイアされた斬新なデザインからブランドのイニシャルをあしらったモノグラムまで展開する。今シーズンは、止まることを知らない東京の進化そのものを捉え、90年代当時のテイストを醸し出すワードローブやアクセサリーが並び、大きなスクリーンの映像モニターからは、アンブッシュの世界観を体感できる。
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<Interview|02>
自分らしさを大切にする
個性豊かなカラージュエリーの世界
カラーストーンを自由な発想で発信
小川 翠|BIZOUX Designer/ Buyer
夕暮れ時から夜へ移ろう空のようなタンザナイト、気品漂うピンクサファイア、深みのある緑から濃い紅に変色するアレキサンドライトなど。豊かな色彩と輝きをもったジュエリーが並ぶ「BIZOUX(ビズー)」は、市場で出回る宝石の90%以上はダイヤモンドといわれる日本の宝飾業界で、カラーストーンの売上が9割を超える気鋭のブランドだ。創業時からデザイナーとして活躍し、クリエイティブ・ディレクションも手がける小川翠さんはアパレルショップのバイヤー経験が今に活きていると話す。
「当時からジュエリーの買い付けもしていましたが、日本は宝石=ダイヤモンドという固定観念が根強いと感じました。ダイヤモンドは品質をランク付けし、その評価が高いほど高額になります。美しいジュエリーは心の潤いをもたらしてくれますが、いいものを身につけようと思ったら購入できる人は限られてしまう。誰かが決めた価値基準ではなく、自分の好きな色、惹かれる石を自由に選び、身につけられたら、もっとジュエリーを身近に感じてもらえるのではないかと。この世界には何千種類ものカラーストーンが存在し、ダイヤモンドとは違う個性や美しさがあります。“正解”ではなく、自分が“いい”と思う感覚を大事にすること。カラーストーンを通して、自由で楽しいジュエリーの世界があることをお伝えしたいです」
写真/A. 72石の宝石を使い、リズミカルな花の表情を生み出した小川さんデザインによる“フルール”。写真上リング〈タンザナイト×イエローダイヤ×K18イエローゴールド〉¥352,000〜 B. アーチの奥にあるカウンターではスタッフによるコーディネート提案も。 C. ブルーとグリーンのマーブル模様をもつボルダーオパールから着想し、海に飛び込んだときの飛沫を表現したネックレス“ブロンジェエクラ”〈ボルダーオパール×マルチカラージュエル×K18イエローゴールド〉¥1,430,000 D. 一部のリングやネックレスは石から選ぶことが可能。ビズーが大切にする多様性。それを象徴するのが店舗の入り口に設置された円形の什器“Gem-Go-Round(ジェム・ゴー・ラウンド)”だ。その中を眺めると、バイカラーや蛍光性をもつもの、光源によって見え方が変わるものなど、見たことのない石が並んでいて、まるで博物館のようだ。
「天然石は知れば知るほど面白く、“自分はどれが好きだろう?”と自己との対話も楽しめます。単体でももちろん美しいですが、やはり身につけてこそ。奇をてらうのではなく、人を引き立てるデザインを心がけています。本来、ジュエリーはジェンダーや年齢、国籍に関係なく、好きなものを誰もが身につけていいはず。“これは私の年齢に合わないかな”とか“自分は男だから”とためらわなくていいと思うんです。だから私たち自身も常識にとらわれず、自由な発想で商品を開発しています。GINZA SIX店は感度の高いお客様が多く、フラットにカラージュエリーを選んでくださる男性のお客様もいて、私たちの思いが伝わっているのかなと嬉しく思います。また、市場では価値を見出されにくい大ぶりの半貴石を大胆に使ったジュエリーなど、ここだけのアイテムもあるので、ぜひ他にはない出合いを楽しんでほしいです」
写真/E. GINZA SIX店限定のシリーズ「BIZOUX VACANCES」はレモンクリソフレーズやワイルドフォースなど、文字通りバカンスにもぴったりな珍しい半貴石を使ったアイテム。 F. 種類豊富な誕生石を並べたジェム・ゴー・ラウンド。カラーストーンの魅力を発信するだけではない。宝石ロスの課題にも意欲的に取り組む。
「発色していない天然石は市場価値がつかず、採掘されても山に置き去りにされています。そういった石を活用して、人工的に育成したラボグロウンのカラーストーンを使ったジュエリーを発表しています。天然だと高額になってしまう大粒のアレキサンドライトも買いやすい価格で提供できるようになりました。また、製造過程で出てしまう小さな破片や欠けのある石など台座にセッティングできない宝石を使ってジュエリーを開発し、こちらはセカンドラインで展開しています。天然石は限りある資源。だからこそ、極力ロスをなくして、ジュエリーを楽しむ喜びを未来へつなげていけたら」
BIZOUX
ビズー(4F)
2009年にスタートしたジュエリーブランド。都内を中心に店舗を展開し、旗艦店となるGINZA SIX 店は3月30日にオープン。デザイナーの小川さんは天然石のバイイングも担当。アメリカやインド、タイなど世界約20カ国から仕入れた高品質なカラーストーンの中には日本ではビズーでしか見られない希少石も多い。どんな人にも寄り添えるようにと天然石200種類以上を取り扱い、カラーストーンのエンゲージリングも提案。環境に配慮し、プラスチック消費を減らす取り組みとして、紙素材のペーパーボックスでのラッピングも行っている。
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<Interview|03>
ゴルフウェアで培った知識と技術を活かし
新しいライフスタイルウェアブランド誕生
日本らしい繊細さを感じてほしい
酒井昭征|PGG Director
彼にとって「PGG(ピージージー)」というブランドは、長年の夢の結晶だ。
「会社に入ったときは、普通のファッションデザイナーを目指していました。昔からファッションが好きでアレキサンダー・マックイーンみたいになりたいとか言っていたかな(笑)。だから当時はゴルフブランドを担当するとは思ってもみなかったです。それでも15年以上パーリーゲイツのデザインをやらせてもらったなかで、このブランドの歴史や素晴らしさもわかったし、愛着もわいてきた。ただ心のどこかに、ゴルフウェアではない、普通の服をデザインしたいという思いも残っていたのかもしれません」
現在、パーリーゲイツとピージージー、両ブランドのデザイナーを務める酒井昭征さんのそんな思いがカタチになったのは、2019年。パーリーゲイツの展示会の片隅にピージージーの新しいコレクションをひっそりと並べた。酒井さんは「受け入れられなかったらどうしよう」と不安だったというが、想像以上にこのコレクションが社内で評判となり、「パーリーゲイツのフィロソフィーをもちながら、全く別」のスポーツからタウンまでをカバーするライフスタイルウェアブランド、ピージージーが2020年に誕生した。
写真/A.スニーカー ¥26,400。バッグや小物などもオリジナルデザイン。 B.ピージージーの代名詞、ポリエステル・ヤーンのニットなど素材のもつ機能を活かし、快適な着心地を実現。 C.ウィメンズウェアのデザインにも力を入れる。「同僚の女性たちがオフィスや休日に着る姿をイメージしています」「いざピージージーのデザインを始めてみると、パーリーゲイツで培った技術や知識がすごく役に立ちました。ゴルフウェアって実はかなり難しいんですよ。服装に関するマナーやルールが厳しい上、動きやすさや軽さはもちろん、雨風や日光、暑さ、寒さ全てに対応しなければならない。でもそのテクノロジーとかエッセンスはピージージーに使えると思いました」
パーリーゲイツは、ゴルフの楽しさを伝える夢のあるブランド。一方、ピージージーでは酒井さん自身が「着たくなる服」、同僚や家族に「着てほしい服」をデザインしているそう。
「どこに行っても恥ずかしくない、おしゃれな服というのが大前提。今年40歳になるんですけど、この年齢になるとそれなりに見える服を着ていたいじゃないですか。でも僕自身は暑がりで寒がり。おまけに食べすぎると、腹まわりがキツくなる(笑)。そういう問題もちゃんと解決したい。とんがってないけどおしゃれに見えて、アラフォーの僕や普段忙しく動き回っている同僚の女性たちでも心地よく快適に過ごせる服。ピージージーではそういう服を目指しています」
写真/D.木目によるインテリアは日本旅館をイメージ。素材にもこだわり「予算を大幅にオーバーしました(笑)」。 E. 大理石をモチーフにしたデザインのワンピース ¥28,600。 F.店内には大理石があしらわれたオリジナルの什器も。毎シーズン発行するカタログは酒井さん自身がかなりこだわり、メッセージを織り込んだものに。最近、スポーツブランドやアウトドアブランドがライフスタイルウェアを、逆にラグジュアリーブランドがスポーツウェアを出したりしているが、「ピージージーとしては細部にわたる身体の動きに合わせた切り替えや圧着製法など、テクノロジーを活かした機能とデザインのどちらも追求し続けていきます」と酒井さん。
この3月、GINZA SIX5Fにオープンした初のオンリーショップは、木の格子に囲まれた異彩を放つインテリアで、これは日本旅館をイメージしている。
「GINZA SIXは海外のお客様もたくさん訪れるので、日本らしい繊細さを感じてほしいと考えました。僕は国内を旅するのが好きで、デザインにも旅で出合ったモチーフを取り入れることがあります。さらにピージージーの服には、サステナビリティの高い日本の優れた繊維、縫製の技術も活きている。実際に手にとって、その心地よさを知ってもらえたら嬉しいですね」
PGG
ピージージー(5F)
ピージージーとして初のオンリーショップとなる旗艦店が3月1日、GINZA SIXにオープン。従来のパーリーゲイツのファンはもちろん「ゴルフをやらない、興味がない人にも手にとってほしい」。ブランド名は、PERFECT PERFORMANCE(パーフェクトパフォーマンス)・GENUINE(正真正銘の、本当の、真の)・GENESIS(起源、はじまり、原点)の頭文字から。ゴルフウェアが進化したのではなく、そのフィロソフィー、エッセンスをもつ新しいブランドが登場したといえる。
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<Interview|04>
アナツバメの巣に魅せられて
何も犠牲にしない、美しい世界を目指したい
使い終わった巣の栄養をいただく
稲冨幹也|BI-SU CEO
「BI-SU(ビース)」の名前の由来は“美しい巣”。白い宝石と呼ばれる、希少な天然アナツバメの巣を使った健康食品と化粧品のブランドだ。
「でも、ただ巣が美しいだけじゃない。ブランドの活動において、アナツバメも自然も地域の人も、何ひとつ傷つけない。体や肌の不調を救い、ビジネスに関わる人も愛用者も幸せになる、全てにおいて美しいブランドづくりを目指しています」と語るのは、ビースを擁するエムスタイルジャパン代表取締役社長の稲冨幹也さん。
ツバメの巣というと中国料理の高級食材というイメージがあるが、希少な栄養素「シアル酸」を含むなど栄養価が非常に高く、原産地では古くから漢方薬のように用いられてきたという。稲冨さんが魅せられたきっかけも、まさにそこ。
「私は福岡県の田舎に生まれ、19歳で仕事を始め、20歳で建設会社を作りました。その後飲食店経営や貿易業へと手を広げ、20代半ばである程度成功を収めた形になりましたが、同時に思い悩む日が増えました。何のためにこの世に生を受けたのか? 利益を追ってばかりで夢を追っていない自分に気づいたのです。そんな折、友人がマレーシアで開催したパーティに参加し、アナツバメの巣を食べて持病を克服した現地の人に出会いました。ただの珍味と思っていたツバメの巣が実は希少な栄養源であること、現地には天然と養殖、見た目がそっくりな偽造品があって見分けがつかないことなどを伺い、興味をもちました」
写真/A.アナツバメの巣は、ツバメの唾液で作られる。糸状の唾液が美しく編み込まれ、大きさは手のひら程度。 B.稲冨さんが初めて作った、思い入れの強いプロダクト。アナツバメの巣に自然な甘みをつけてそのまま瓶に。BI-SU16 食べるタイプ 28g×5個 ¥21,600 C.希少性と美しいパッケージからギフト需要も高く、店頭には様々なセットやラッピングサービスが用意されている。アナツバメはジャングルの中の洞窟に巣を作り、卵を産み落として育て、雛鳥が巣立ったら2度と巣に戻ることはない。その不要になった巣を採取したものが天然アナツバメの巣。それに対し養殖は、市街地など人がいる環境にバードハウスを作ってアナツバメをおびき寄せ、大量生産したもの。偽造品は、食感が似た材料をツバメの巣の形の型に流し込んで作られている。
「密猟者や、卵や雛を捨てて乱獲する悪徳業者もいて、ツバメの生態系に大きな負担を強いていることに憤りを覚えました。また、じっくり時間をかけて育まれる天然ものと養殖ものでは栄養価も異なります。市街地でも育てられる養殖ものは、排気ガスなど汚染物質を含んでいることも気になります」
しかし、実際にこういった養殖ものや、偽造品も、かなりの量が流通しているという。
「かけがえのない自然の営みを、人間のエゴで汚してはいけない。大地の恵みを人間がいただくという謙虚な姿勢をなくしてはいけないのです。私は天然アナツバメの魅力を、プロダクトを通して世に正しく広めるために、ビースというブランドを作りました。高い栄養価で人を幸せにして、生き物と自然が支え合う、サステナブルな未来を作っていきたい。これが私の夢となりました」
写真/D.ツバメの巣の美肌効果を享受できるスキンケアはフルラインで揃う。¥7,260〜¥22,000 E.ブランドでいちばん人気のアイテム。右から、BI-SUエキスゼリースティック 12g×7本 ¥3,402、同クランベリー 12g×7本 ¥3,780、同ローズ 各12g×7本 ¥4,158ビースが使用しているアナツバメの巣は、なんと稲冨さん自らの手で採取したもの。マレーシアのボルネオ島へ赴き、洞窟内の100メートルもの高所へ登って、命懸けで採取している。原料採取から製造、販売まで目の届く範囲で行い、信頼できる良質なプロダクトを届けている。
「さらに、国内に『ツバメの巣研究所』を設立し、国立大学との共同作業で天然アナツバメの巣がもつ力を徹底的に研究しています。アナツバメの巣がさらに広範囲に活用されるようになり、健康で美しい人が増えることが、自然と人間の美しい共存につながると確信しています」
BI-SU
ビース(B1F)
3月13日、ビース初の直営店がGINZA SIXに期間限定でオープン。「本物を確実にお届けするためにこれまでは公式ECサイトと百貨店の限定ポップアップストアのみで展開していました。ご縁がつながり、ここに直営店をもてることを嬉しく思っています」と稲冨さん。洞窟を思わせる曲線を生かした店舗デザイン。唾液の糸で紡がれる巣のように、サステナブルの意識が紡がれ、広がることを目指している。写真Bの「BI-SU16 食べるタイプ」は、注文多数により品薄状態が続いており、その場で購入できるのはGINZA SIX店のみ(数量限定)。
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Edit: Yuka Okada
Text: Yoshiko Kurata (AMBUSH®), Mariko Uramoto (BIZOUX), Kosuke Kawakami (PGG), Mari Otsuka (BI-SU)
Photos: Mizuki Matsud (AMBUSH®), Yuka Uesawa (BIZOUX), Rieka Takahashi (PGG), Masatomo Moriyama (BI-SU)
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