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GINZA SIX EDITORS

ファッション、ジュエリー&ウォッチ、ライフスタイル、ビューティ、フード…。各ジャンルに精通する個性豊かなエディターたちが、GINZA SIXをぶらぶらと歩いて見つけた楽しみ方を綴ります。

Giving Beauty a Boost While Stimulating All Five Senses at GINZA SIX, Empyrean of Beauty

安倍 佐和子

洗練された人々が集うトレンドの発信地であり「美の聖地」と称される銀座の中でも、とりわけ心地よく、サンクチュアリのような特別な場所があります。GINZA SIXのB1に広がるビューティフロアです。美の聖地とは、単にコスメカウンターが集まっているからだけではなく、きれいの扉を開いてくれる上質な空間であること、心地良さについ微笑んでしまう、そんな人が絶えず集っていることにあります。今回はホリデーシーズンに向けて、ぶらり、銀座に誕生した特別な「美の聖地」GINZA SIXをご紹介しましょう。

メインエントランスから地下へと続く最初のアプローチで、鼻孔をふわりとくすぐる優しい香りに“はっ”とします。そのままぶらり、誘われると、目の前に現れるのが「ラ ブティック ゲラン」。シャンゼリゼ通りにあるパリ本店の佇まいにも負けない宝石箱のようなラグジュアリーな空間。思わず気持ちがぐっと上がります!

ここは、日本国内最多の80種類以上の香りを揃えるエクスクルーシブなブティックで、フレグランス スペシャリストであり、マネージャーの大原裕子さんのコンサルテーションが受けられます。

釣り鐘型のセラミックムエットで香りを試し、カウンセリングしてもらうフレグランス コンサルテーションは、占いのようでもあり、香りを通して自分の潜在意識を探り当てるようでもあるユニークなもの。五感の中でもっともプリミティブだと言われる嗅覚と密接な関係にあるので、香りを紐解くことで自分自身を探っていくことができるのです。

要予約(無料)ですが、とにかく面白いので、一度は体験して欲しいですね。

大原さんのフレグランス コンサルテーションから、自分のための香りを発見! ジョワイユーズ チュベローズ(75ml ¥32,000)というエクスクルーシブラインのものです。

女友達へのギフトには、GINZA SIX 店だけに常設されている機械で名前の刻印サービスを利用するのも手。きっと喜ばれるはずです。
また、ライブなニュースとして、10月22日(日)には、パリから来日されるフレグランス コンサルテーションの生みの親、シルヴェーヌ・ドゥラクルトさんのフレグランス コンサルテーションが受けられるチャンスも! ホリデーシーズン用の香りやギフトに良さそうな香りを探している方、見逃せませんよ。

さて、嗅覚を刺激する香りの洗礼を浴びたら、次は触覚からきれいを底上げ。エステとネイル、ホームプロダクトの揃った「uka」で、ukaリラックスボディ(60分 ¥12000・税込)のご褒美タイム。
GINZA SIX内には本格的なトリートメントが受けられるキャビンが数多くあって、ショッピングの合間にリラックス、そしてきれいをアップデートすることが可能です。

「uka」の須田智子さんは、明るい人柄と巧みなハンドテクニックで、“リラクゼーション以上の効果を感じる”と、熱狂的なファンが多いエステティシャン。むくんだ足や凝り固まった背中も、吸い付くような大きな手でやわらかくほぐしてくれます。

一歩、トリートメントブースに足を踏み入れれば、一切の音が遮断され、あっという間に静寂な時間に包まれます。だから、ショッピングの合間に30分でも空き時間ができたら「uka」へ。

ネイル&ハンド、ボディとフェイシャル、リフレクソロジーなど疲れたときに駆け込める本格的なサロンがあるのもまた、特別な美の聖地の条件なのです。

そして、もうひとつ、味覚からきれいを底上げできるのもGINZA SIX ならではの魅力。今回は、以前より注目していた「発酵酢屋 庄分酢」を訪問。福岡で静置発酵法による酢造り一筋、300年以上続く老舗のプレミアムショップです。

店内にずらりと並ぶお酢は、お料理用から飲むお酢、サイダーやお酢ベースの調味料など、50種以上がずらり。目移りしてしまうほどです。
ご存じのとおり、お酢は穀物やフルーツなどから造られる発酵食品。美容と健康にいいアミノ酸を豊富に含むことで知られ、その昔は、神様の飲み物だったという逸話も。発酵による神秘の力を口にすると、カラダの内側からきれいが底上げできると思えるから不思議です。

庄分酢で人気なのが、四季折々の素材をベースに造られる飲むお酢で、三倍希釈で蜂蜜がブレンドされていたりと、とにかくおいしい! 気になる味はもちろん、店頭で味見させてくれるので心配はいりません。ここでしか入手できないお酢のチョコレートは売れ切れ必須アイテムなので、最初にチェックすることをお忘れなく。オリジナルのショッパーも可愛いいですよ。

嗅覚、触覚、味覚を刺激してくれる上質な空間と人が集うGINZA SIX。きれいの感度が鈍ってきたな、と思ったら、迷わず巡礼を。ここには大人の女性が生き生きと輝いていくためのエッセンスがいくつも隠されているのです。

Text:Sawako Abe Photos:Akemi Kurosaka Edit:Yuka Okada

GINZA SIX EDITORS Vol.6(Beauty)

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安倍 佐和子

ビューティエデイター・美容ジャーナリスト。化粧品会社、出版社勤務を経て独立。現在は美容誌、女性誌、ウェブ、広告、講演等で幅広く活躍。認定ホメオパス、フィトテラピーアドバイザーの資格を有し、メイクアップからサイエンス、ホリスティックまで網羅。連載多数、著書に「人と比べない美人力の磨き方」(講談社)がある。instagram/abesawakobeauty
Instagram GINZASIX_OFFICIALにて配信中

ラ ブティック ゲラン

※ラ ブティック ゲランは2018年3月11日(日)閉店いたしました

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ウカ

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発酵酢屋 庄分酢

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2017.10.18 UP

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