Lessons in Luxury from Hong Kong
香港とモダンラグジュアリーの秘密
Theme 2: Landmark Hong Kong
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Theme 2: Landmark Hong Kong
新たなラグジュアリーの本拠地
GINZA SIXの提携施設でハイブランドからミシュランの3つ星レストランまで、ひとつ屋根の下に集結する香港が誇るショッピングモール「LANDMARK」。その地階から今、次世代のラグジュアリーが立ち上がろうとしている。
写真/ラグジュアリーブランドを筆頭に200以上のテナントを擁するLANDMARKは食にも強い。イタリア国外で唯一の3つ星を獲得したイタリアン「8½ Otto e Mezzo BOMBANA」をはじめ、館内のレストランは合計14個のミシュラン星を保有。中央の吹き抜けではブランドのポップアップのほか、若手アーティストの展示も開催される。
A Wellspring of Contemporary Culture
地下から吹き上がるカルチャーの新風
BELOWGROUND
LANDMARKは香港の中環に位置する高級ショッピングモールである。路面店にはハイブランドが並び、橋で結ばれた4棟の建物を回遊すれば、ファッションから食料品、ジュエリーから寝具まで、ここ1カ所ですべてが揃う。40年以上の歴史を誇り、顧客には3世代にわたり贔屓にする家族もいるという。
そんな老舗の商業施設のなかで、一際新しい試みを行っているのが、地階の一角を占める「BELOWGROUND」である。2020年に新設されて以来、このスペースはギャラリーや古着屋を常設するほか、ストリートブランドの期間限定ストアやワークショップのような流動性の高いプロジェクトの実験場となっている。「ここの目的は現代文化とラグジュアリーの架け橋になることです」とBELOWGROUNDの担当者ライアン・クウォックさんは語る。閑散としていた地下の一角を若い世代のニーズを満たすための空間にするのが、彼のチームに課されたミッションだった。
写真/1枚目. BELOWGROUNDの片端で異彩を放つカルチャーショップ「ASTERISK」の店頭ではAppleの古着やトム・サックスなどの“特集”が組まれ、この時は『POPEYE』の貴重なアーカイブがずらり。長場雄がデザインした星のキャラクターが目印。2枚目. スムージースタンドの隣に位置する「FM BELOWGROUND」では、毎週ローカルまたは世界各国からDJを招き、テクノからブラジルファンクまで多様な音楽をオンラインで配信している。スペース全体の設計はSupremeの店舗デザインで知られるブリンクワースによるもの。「新時代の顧客は新鮮な体験を求めていました。例えば、それはヴァージル・アブローがLOUIS VUITTONでやっていた仕事が象徴しています。彼はたくさんのポップアップをやった。つまり、すべてはオフィスの“外”で起こっているわけで、僕らはその若い世代の新しい需要に応えたまでです」
BELOWGROUNDの人気の理由は扱っているブランドだけではない。彼らはコミュニティづくりを重視し、発信の場を提供することで、地元のクリエイターからも支持を集めている。それを象徴するのが、香港拠点の音楽コレクティブ YETI OUTと共同で運営しているラジオ局「FM BELOWGROUND」だ。
「僕らにとってこのスタジオは世界への窓です。知名度にかかわらず、毎週様々なDJが自分たちの物語を伝えています」
地下の一角で始まった彼らの活動は、施設全体にもポジティブな影響をもたらしている。2022年、同館は9つの新ブランドを迎え、メンズのみを扱っていた地階全体をユニセックスのフロアとして大幅リニューアルした。そこにはBELOWGROUNDで過去数回ポップアップをしたsacaiも含まれていた。
「以前のLANDMARKにはブランドが新しい挑戦をするためのプラットフォームや協力者が存在しませんでした」とライアンさんは語る。「物価の高さがネックとなり、香港への出店に二の足を踏んでいたブランドも少なくありません。僕らはそうしたブランドに対して“お試し”の空間を提供したんです」。
地下から噴き上がる新しい風は、静かながらも着実にLANDMARK全体に浸透しつつある。変化はまだ始まったばかりだ。
Ryan Kwok
ライアン・クウォック/前職で文化複合施設「The Mills」の開発プロジェクトに携わった後、LANDMARKの親会社Hongkong Landに入社。BELOWGROUNDの様々な企画に参画。
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パーソナライゼーションこそ最高の贅沢である
現代の富裕層は何を求めているのか。そのニーズを理解するために何が必要なのか。LANDMARKのVIP向けプログラム「BESPOKE」のディレクターはその秘密を知っている――。
LANDMARK’s VIP Vision
データと人間味が織りなす、非日常なラグジュアリー体験
BESPOKE
LANDMARKがラグジュアリー戦略の中核として進めているのが、会員制サービス「BESPOKE」である。このロイヤリティプログラムは2016年から試験的に始まり、現在ではGINZA SIXやパリのLe Bon Marchéといった商業施設と提携しながら地元のVIPに向けて唯一無二のサービスや体験を提供しているが、その発足の背景にはLANDMARKが抱える顧客の潜在的なニーズがあった。
「私たちがターゲットにしているのは国内外の超富裕層です」と同プログラムの立役者シャーリーン・ウーさんは立ち上げの経緯について述べる。「国際的でファッションや宝飾、レストラン、芸術への関心が高い彼らは、自分の好みを理解し、発見の機会をくれるコミュニティの一員になることを望んでいます。ですから、パーソナライゼーションがとても重要になってくる。そうしたニーズに応えるためにBESPOKEを立ち上げました」。
写真/BESPOKEのサロンは、4つの個室とダイニング付きのマルチファンクションルーム、バーエリアのあるラウンジからなり、地元を代表する高級ホテル「MANDARIN ORIENTAL」が手がける月替わりの軽食やドリンクを無料で提供。個室を貸切にしてトップティアのVIPの誕生日や記念日を祝うサービスも人気だ。食後のカフェラテには名前や写真を入れるサプライズも。細部までホスピタリティが行き届いている。会員の好みを理解するために用いられているのが顧客のデータである。LANDMARKには顧客の嗜好を分析するチームが存在し、アプリを介して多岐にわたるデータを取得し、カスタマイズされた体験づくりに役立てているという。「会員が海外旅行をする際には、現地のファッションショーで席を用意したり、工場見学やワイングラスづくりのプログラムを組んだりすることもあります。私たちはラグジュアリーブランドとも密に連携しているので、旅先でも会員にユニークなラグジュアリー体験を提供できるのです」。
テナントに入っているブランドとの取り組みも活発で、会員専用のBESPOKEを冠したサロンでは、DIORと本来パリでしか行なわれないオートクチュールの展示会を、FENDIとはコロナ禍にオンライン通話による革製品のオーダーメイドイベントを実現させている。
「当時は旅行が制限されていたので、ラグジュアリーブランドと協力して移動ができない会員のために館内でグローバルな体験をしてもらうことを考えました。私たちはVIPが何を望んでいるのかを深く理解しています。だからこそVIPとブランド、双方にとってベストな施策を提案できるのです」
写真/サルバドール・ダリの彫刻《Woman Aflame》。LANDMARK館内には上海出身の画家ハン・シンの絵画からヘンリー・ムーアの彫刻まで30を超えるアートが飾られている。
アートもまた同館のVIP戦略において大きな役割を担っている。BESPOKEではシャーリーンさんをアートディレクターにして年に2〜3回、旧正月や中秋に合わせて若いアーティストたちと共同でギフトボックスを制作している。スティーブン・ウォン・チュンヘイや日本のアーティストではYOSHIROTTENも参加するこの「アーティストシリーズ」は100〜200個の限定品で、トップティアの会員のみ購入可能。誰もが知る大御所ではなく、新鋭作家を起用するのはVIPに“インスピレーション”を与えるためだ。
「VIPが嗜好するものについて、私はライアンたちと四六時中ブレインストーミングしています」とシャーリーンさんはいう。「それは刻一刻と変わっていくものです。ですから、私たちのプログラムも常に変化し続けなければならないのです」。
この勤勉さと柔軟性こそが、BESPOKEのホスピタリティを下支えしているのだ。
Charlene Wu
シャーリーン・ウー/2015年よりHongkong Landに参加。BESPOKEプログラムのトップ 。GINZA SIXについては「ぜひ新しい取り組みをしましょう」と今後の協働に意欲的な姿勢を見せる。
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次世代VIPが集まる、香港のグルメスポット
LANDMARKの最上階に、大人のための美食とアートの楽園が誕生した。香港の新たな食のデスティネーションとなった「FORTY-FIVE」に漂う“軽やかなラグジュアリー”のプロデュースの妙に迫る。
Contemporary Hospitality Experiences
軽快さのあるラグジュアリーを求めて
FORTY-FIVE
「ガストロノミーは芸術です」。そう語るのはジェラルド・リーさん。香港に拠点を置く注目のホスピタリティ・グループLeading Nation Hospitality(以下LNH)の共同創業者で、2023年11月にフルオープンしたマルチコンセプトフロア「FORTY-FIVE」のプロデュースを手がけたことでも話題を呼んだ気鋭のレストラン起業家だ。LANDMARKのグロセスタータワーの43~45階に位置するFORTY-FIVEは、3つのファインダイニングとラウンジバー、会員制のソーシャルクラブを有し、若いVIPたちを中心に日夜賑わいを見せている。美術館さながらエントランスや通路には無数の現代アートや巨大な絵画が散りばめられているが、フロア全体としてのムードは決して仰々しくなく、むしろ軽やかな趣きさえある。その雰囲気づくりが若者に支持される理由のひとつなのだろう。そもそもLNHがプライベートクラブだったこの場所のリブランディングするためのパートナーに抜擢されたのも、彼らが新世代の富裕層の好みやライフスタイルを理解しているからだった。
写真/ヴァージル・アブローとのコラボレーションでBaccaratが制作したシャンデリア。世界で4つしか存在しないという貴重な一品だ。
「ゲストが常にフォーマルな服装をする時代はとうに過ぎ去りました」とジェラルドさんはいう。「若い富裕層はとてもカジュアルですが、知識も豊富で、質の高いものや体験を求めています。それも“トータルな体験”です。美味しい食事はもちろん、予約時の対応から店に飾るアート作品、Baccaratのグラスや洗面所に置いてあるByredoのハンドソープまで、僕らがすべてのタッチポイントで細心の注意を払っているのはそのためです。小さなディテールがブランドを高めているんです」。
細部にまでこだわるLNHの強みはしかし、優れたコンセプトメイキングにこそある。最初にプロデュースを手がけたカフェ「Elephant Grounds」がセレクトショップの片隅にあるコーヒースタンドだったように、“コンセプトの中にコンセプトをつくる”のが彼らの十八番だ。個性的なレストランが集まりながらも、それぞれのテナントがお互いの個性を高め合っているFORTY-FIVEは、その最新にして最良の例だといえるだろう。
Gerald Li
ジェラルド・リー/Elephant Groundsなど28店舗の飲食店を運営するLeading Nation Hospitality創業者。かつては香港で最初期のヒップホップ・クラブを運営していたとか。
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THE MERCHANTS
ザ マーシャンズ
モダンな捻りを加えた絶品の上海料理が味わえる「THE MERCHANTS」。料理長の達人技で身が外に突き出すようにカットされた白身魚のフライは甘酢ダレをかけていただく。シグニチャーのジャスミンの茶葉で燻した黄金色のローストダックは蒸しパンに挟んで一口で。高級感がありながらも遊び心溢れる内装を手がけたのはデザイナーのビクトリア・タン。壁は江蘇省の職人が手作業で仕上げた刺繍で彩られている。
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CRISTAL ROOM BY ANNE-SOPHIE PIC
クリスタルルーム バイ アンヌ ソフィー ピック
フランスの現代料理界をリードし、ミシュランの3つ星を17年連続で獲得している「Maison Pic」をはじめ数多くの星付きレストランで腕をふるうアンヌ=ソフィー・ピックとBaccaratがコラボレーションした「Cristal Room」は、昨年末の開店からわずか4カ月でミシュラン1つ星を獲得したFORTY-FIVEを代表するファインダイニング。「フロアの中でもいちばんいい場所を用意した」というジェラルドの言葉のとおり、パリの建築スタジオGilles&Boissierがデザインしたエレガントな空間からはオープンキッチン内でのシェフたちのテキパキとした動きとともに、ビクトリアハーバーの眺望を堪能できる。
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GLOUCESTER ARTS CLUB
グロスター アート クラブ
アートが壁を覆い、Bang & Olufsenのヴィンテージスピーカーが完備された会員専用ラウンジ「Gloucester Arts Club」は適度にコンパクトで、自然と会話が生まれるような親密さがある。現在の会員数は約100名。今後も紹介制で年に20名ほどずつしか増やさない方針なのだとジェラルドはいう。「会員権の宣伝や販売はしていません。このクラブはアートに興味があるなど、僕らと志を同じくする人たちのための場所なんです」
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CARDINAL POINT
カーディナル ポイント
LANDMARKの最上階に位置する「Cardinal Point」は平日の昼から賑わうカジュアルバーだ。マティアス・サンチェスの巨大壁画を眺めながら、オイスターやピザなど軽食に舌鼓を打つもよし。マスターがシェイクしたオリジナルカクテルを片手に、OJASのサウンドシステムから流れてくる至上の音楽に身を委ねたり、テラスに出て風に当たるのも気持ちいい。そこから望むビクトリアハーバーと摩天楼は香港屈指の絶景と名高い。
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商業施設とも連関するアジアの名門ホテルとして
LANDMARKには、あのマンダリンオリエンタル ホテルが隣接する。ショッピングモールとの関係を積み重ねるなかで蓄えられたホテルの存在感をも、次の香港ではその滞在を通して感じ取りたい。
写真/約181㎡のLANDMARK SUITE。抜群の入浴感の円形バスタブも全室に。Destination Dining
スターシェフのプライベートダイニングも
The Landmark Mandarin Oriental
今では世界24の国と地域で36のホテルと一部レジデンスを展開する、ご存じアジアを代表するホテルグループである「MANDARIN ORIENTAL」は、1963年、香港で誕生した。そして、この街で2つ目のマンダリンブランドとなる「THE LANDMARK MANDARIN ORIENTAL」は文字通り、LANDMARKの現タワーが開業した2005年にその傘下としてオープンし、現在に至る。
写真/リチャード・エッケバスさん。電話をかけるとドアが開くフォンボックスの先に密かに存在する受賞歴多数、NY発のバー「PDT(Please Don’t Tell)」では、リチャードさん監修のホットドッグも名物。BESPOKEからでも特別にオーダー可。特徴的なのは、ホテルのレストランがLANDMARKのコンテンツにチャームを与えていることだ。たとえば「BESPOKE」のダイニングルームでは、16年連続でミシュランの2つ星を獲得しているホテル内のコンテンポラリー・フレンチ「AMBER」のスターシェフで、ホテルの総料理長でもあるリチャード・エッケバスさんを迎えて、会員がプライベートな食事会を企画することも可能。シェフは一切の乳製品を使用せず最小限の砂糖と塩分による料理法でも知られていて、持続可能なガストロノミーを積極的に実践するレストランとしてミシュランのグリーン・スターも3年連続で受賞するなど、飽食だけではない健康志向のフーディのニーズを捉えた次時代の料理が、LANDMARKのブランディングに還元されていることは想像に難くない。他にもその会員規約には、いずれのMANDARIN ORIENTALホテルにおいてもフィットネスの無料利用、各種レストランでの食事の特典、スパの延長などが盛り込まれている。
写真/スパも充実。ピラティスのマシンやトリートメントのブランドも世界の最新を導入。1泊1室HKD ¥5,500〜なお、全111室のゲストルームは、世界の幾つかのMANDARIN ORIENTALも手がけ、各国に多様なプロジェクトを有する香港出身の女性インテリアデザイナー、ジョイス・ワンが担当。高層ビルに囲まれた周辺の喧騒から逃れるべく柔らかに計算し尽くされた空間が、完全な落ち着きを与えてくれる。
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[ COLUMN|The GINZA SIX VIP Experience ]
先進的な表現者たちが追求する体験の共有を更新
LANDMARKの「BESPOKE」とも提携し、GINZA SIXのVIP会員様にご利用いただいている完全非公開のプレミアムラウンジ「LOUNGE SIX」。その近々の活動の一端に見る、モダンラグジュアリーの現在地とは?
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写真/LOUNGE SIXを飛び出した「CREATIVE SALON」。精進料理 醍醐での開催は「香りが呼び覚ます感性と本能」がテーマに。日本の伝統文化である“香道”と「FUEGUIA 1833」の“香水”にある共通項を掘り下げた。Updating Modern Luxury
GINZA SIXに求められるモダンラグジュアリーとは
GINZA SIXの5Fには、空間設計において古様な素材を研究提案する現代美術作家・杉本博司さんと建築家・榊田倫之さんによるユニット「新素材研究所」が手がけた「LOUNGE SIX」が存在する。世界の名だたる美術館に所蔵される杉本さんの作品が展示され、ドリンクや季節ごとに変わるフードのほか、多彩なコラボレーションによる限定メニューも。最近では2024年にミシュラン1つ星を獲得した銀座の日本料理店「六雁」の秋山能久さんが発案した和のマカロンがもてなされた。
すなわち、2017年の開業以降 “Life At Its Best(最高に満たされた暮らし)”という理念を掲げるGINZA SIXの現在を、最も高いレベルで体現する場でもあるLOUNGE SIX。なかでもここでしか得られない特別な時間を提供すべく回を重ねてきたのが、抽選で当選したVIP会員を対象にしたリベラルアーツプログラム「CREATIVE SALON」だ。GINZA SIXに縁がある方々をはじめ先進的な表現者たちのトークやデモンストレーションを通して彼らの活動の背景や視座に触れる今企画は、近年はLOUNGE SIX以外の場所でも積極的に開催。2023年の秋には3Fにショップを構えるブエノスアイレス発のフレグランスブランド「FUEGUIA 1833 Ginza」の創業者で調香師のジュリアン・べデルさんと、室町時代から続く志野流香道の二十一世家元継承者・一枝軒宗苾若宗匠、それぞれの香りの体験とふたりによるクロストークを、東京・虎ノ門にあるミシュラン2つ星の料亭 「精進料理 醍醐」で実施。他方でLOUNGE SIXでは「CREATIVE SALON」以外に、飲食の分野の世界的アーティストにフォーカスした単発のプログラムも、ひとつの主軸となっている。
豪奢を贅沢とする時代は過ぎた。 GINZA SIXが考えるモダンラグジュアリーとは、体験値の高いVIPの五感を揺さぶる体験だ。それを更新し続ける姿勢が価値となる。
写真/LOUNGE SIXでの「CREATIVE SALON」以外の企画から。バーアワードの常連「SG Group」の後閑信吾さんが率いるゼロ・ウェイストを掲げたカフェ&バー「æ(アッシュ)」のコーヒーカクテルを、DJの音楽と提供。◊ ◊ ◊ ◊ ◊ ◊ ◊
Edit: Yuka Okada (81)
Text: Sogo Hiraiwa, Yuka Okada(81), Yurico Yoshino
Photos: Jason To
Content Coordination: Miyako Kai