GINZA SIX EDITORS
ファッション、ジュエリー&ウォッチ、ライフスタイル、ビューティ、フード…
各ジャンルに精通する個性豊かなエディターたちが、GINZA SIXをぶらぶらと
歩いて見つけた楽しみ方を綴ります。
ショートトリップ感覚でキレイが覚醒 Beauty Awakens on a Short Trip
永富 千晴
GINZA SIX EDITORS Vol.33
デパートのコスメティックフロアは、仕事の合間によくぶらぶらと覗きます。渋谷、二子玉川、六本木。そして新宿、銀座。その街、その地域の特徴がフロア全体の空気感となっているのを肌で感じとれる場所。
実はほとんどの商品のことは知っています。でも、カウンターのスタッフはどんなふうに説明するんだろう? どうやってキレイに導いてくれるのだろう? 好みのメイクの女性には話かけて“それ、どうすればできる?”なんて聞けるのもぶらぶらの醍醐味。今日はいま一番話題のスポットGINZA SIXをぶらぶらしてみました。
GINZA SIXのコスメティックフロアといえば、各ブランドの世界観にどっぷりと浸れる劇場型ショップが多いことでも有名。だけどいい意味でも悪い意味でも広い! ただ、不思議と疲れないんですよね。むしろ心や頭のヘトヘト感を忘れさせてくれるほどのトキメキに出合えることがGINZA SIXの魅力。お気に入りのELLE caféでスイーツを食べてから、何とも上品な佇まいの「クレ・ド・ポー ボーテ」をまずは探索です。
日本の多くのセレブリティからも愛されているブランドであると同時に、肌と心、そして脳をつなぐ、そんな一歩先のキレイを牽引している日本を代表とするラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」。でも肌と心と脳をつなぐ? …なんとなくの感覚では理解できても、引いて見ているだけじゃダメ。
ということで、一歩足を踏み入れてみましょう。
おぉ! 足が楽。なぜって、ふかふかの絨毯なのですよ。店内の空間は、建築家・田根剛氏とのコラボレーションによるもの。光のアートワーク“ブリリアントセル”がお出迎え。壁には浄化効果のある素材を使っている面もあるというから疲れが取れていくのかしら。キラキラと輝く店内はベージュトーンで統一され、まるで美しい肌色のよう。
奥へ奥へと入っていく導線なので、“ちょっと見たい、触りたい”というだけだと敷居が高そうに感じますが、“少し拝見してもいいですか?”と一声かければ気持ちも楽に。
まるでVIP席のようなラグジュアリーなソファに座らせていただき、肌悩みを聞いてもらっている間、最高峰のスキンケアクリーム〈ラ・クレーム n ¥60,000 ※以下全て税別価格〉を使いながらのハンドマッサージを堪能。
しかもこの贅沢はサービス、というから思わず“ええ?!”と笑顔がこぼれると同時にちょっぴり恐縮。
天井を見上げるとオーロラのように輝くのは光に反射する角層。そして中央什器は、美しい六角系のキメが育まれていく様子を想起させるつくりに。
まるで自身がひとつの細胞になったような錯覚さえも。“肌本来ってこーゆうキラキラと光る美しさなんだな”というイメージがすっと浮かんでくるから不思議! これもブリリアントセルと、壁の浄化効果のひとつなのかしらね。
普段生活していると、つい現実的になりすぎて、このたるみにはコレ!と頭デッカチな美容になりがち。自分のキレイにストップをかけているのは、自分自身? そんな疑問さえ湧いてきてしまう。濁っているのは自分の心。このキラキラと光るゴールドの細胞のイメージを心に焼き付けておこう。そんな忘れかけていた希望を取り戻せてしまうからこそ、美容は素敵なのです。
接客してくださった女性の観察も大好き。タイミングがズレればまた違う方が接客だったはず。ということはこれも何かの縁と、私は捉えてしまうほう。
これから春に向かって、素肌っぽいメイクをしたい。だけど、お化粧がキレイ、というより、肌、そのものがキレイに見えるファンデーションを探していることを伝えると、“ぴったりの物があります。お試しになってみますか?”と、肌に合う色をささっとチェックして、手元で試させていただいたのは〈ル・フォンドゥタン ¥30,000〉。
〈ラ・クレーム n〉のトリートメント力はそのままにクリーム由来のファンデーションは作ることができないのか? そんな発想から開発の始まった全く新感覚&新次元のファンデーション〈ル・フォンドゥタン〉。クリームのように塗るだけで、瞬く間になじんでしまう。まるでオーロラの輝きのごとく、角層そのものが美しい肌色になりすましてしまったかのよう。
写真を見ていただければわかると思うのですが、どこに塗っているかわからないくらいでしょ? でも日焼け名残のある乾燥した手の甲が、なんとも官能的な艶やかと透明感のオーラが増していく。
その上、肌への負担感が全くなく、絶妙なさじ加減のトリートメント感が続くのも利点。「この1つで3カ月、いや、もっと持つ方は大勢いらっしゃいますし、お仕事と家事との両立でお化粧を直す暇もスキンケアをじっくりとする時間もない、という女性にもとっても評判なんです」。これを使ったらもう戻れないかも! というファンデーションとの出合いは、そう滅多にない。しかも〈ル・フォンドゥタン〉を纏うことで、汚らわしい物を寄せ付けない神々しさが肌に宿ったかのような錯覚を覚えてしまう。もし「クレ・ド・ポー ボーテ」に興味があるならば、まずGINZA SIXのこの空間に足を踏み入れてみると、ブランドの真髄が見えてくるはずだ。
そして奥のエステスペースを覗かせていただくと、まるで宇宙空間のようなスペイシーな部屋が1室。こちらはシナクティフの個室エステルーム(予約制)。
帰り際に、対応してくれたスタッフの方にとても気になっていたことを聞いてみる。…ねぇ、その長くてふさふさとしたまつ毛、どうしたらできるの? すると、コソっと教えてくれたのがマスカラを使った裏技。こういった使いこなしているからの技を聞けるのも、店頭ならではの醍醐味。またネタがひとつと増えましたよ!
次に向かったのは、〈メゾンデコルテ〉。
文句なしのかわいさ。といってもベタなかわいらしさではなく、日本人にはない発想の色使いだったり、見たことのない壁だったり…と、すべてがファンタスティック! もう、何といっても気に入ったのが床に敷き詰められた色とりどりの花々がモチーフの絨毯。“一歩踏み込んだ瞬間から、あなたの美しさを開花させる旅がはじまる”…自然の力にインスピレーションを得た、アーティスティックな絶対空間、そしてプロダクトデザインも、オランダ人デザイナー、マルセル・ワンダース氏によるもの。オリジナルデザインもあれば、実際インテリアショップで購入もできる椅子や照明なども置かれ、〈メゾンデコルテ〉が提唱する六感美容をダイナミックに体感できます。
横に長く、そして奥へと広がる店内は、スキンケア&メイクコーナー、トリートメントコーナーとわかれているんですが、トリートメントコーナーの素晴らしさといったら!
全くイメージの異なる3つの部屋「Calm」「Frozen」「Shield」が。一番に気に入ったのは、シャワーブースも設置されている「Calm」。
静けさと穏やかさに満ちたこの空間は、照明の陰影が影となり、揺らぎとなり、まるで水面のゆらめきや水鏡の煌めきが、空間を立体的に演出。さらにそれぞれのルームコンセプトに合わせたヒーリングミュージックと香りで、美の感覚を全方向から研ぎすませてくれるんです。店内でもそうだけど、ここは銀座、しかもショッピングモールの中であることも忘れてしまうほどの異空間。やはり、このお部屋が一番人気。
トリートメントを受けた後は、メイクアップをできるドレッサールームヘ。(Calmは部屋内に単独のドレッサーがついています)。
こんなドレッサーなら毎日出かけるのが楽しくなりそうですよね! 収納の参考にもしたいもの。
ちなみにトリートメントメニューは、フェイシャル、ボディ、フェイシャル&ボディ、オプションメニュー、そしてブライダルメニューと充実。すべて肌に合わせてオーダーメイド感覚。ミクロ単位にレーザーカットされた天然ダイヤモンドで肌表面を滑らかに整える美容器機なども導入。フェイシャルは60分¥20,000~。なんと最高峰の夢のクリーム〈AQミリオリティ インテンシブ クリーム ¥120,000〉を一瓶使った180分¥100,000という究極のオーダーメイドメニューもあるので、どなたかお受けになられましたら是非、ご一報ください。その肌、触らしていただきたい!!
私は今月、仕事の合間を狙い、80分のフェイシャルを予約することにしました。だって、こんな六感美容を味わえる空間でのトリートメントって…楽しみです。
刷新したコスメデコルテのメイクアップ類や各種スキンケアは入り口付近にあるため、気兼ねなくチェックしやすいのも嬉しい。
写真は人気のチーク類。〈パウダーブラッシュ¥5,000〉と、〈クリームブラッシュ¥3,500〉。パープルの〈クリームブラッシュ〉は、透明感のあるふんわりとしたお肌づくりに一役かうと美容業界でも人気です。
私は定期的に見直さないとすぐに流行遅れになりがちな眉毛を、この際、見ていただくことに。
カウンター裏には、3名ほど座れるメイクアップカウンターが。商品をチェックしている方とご対面してしまうかも?といった心配のない設計であることも素晴らしい。
使ったのはこちら。〈コントゥアリングパウダーアイブロウ¥4,500〉。
アイブロウカラー、そしてノーズシャドウがセットとなった贅沢なコンパクト。少し眉毛の下に影をつけるだけで、陰影がつき、ぶつ切れになりがちな目と眉毛、そして鼻のアイエリアに自然な共存感が生まれてしまうのです。
しかも、付属の3つのブラシの優秀なことといったら! このクオリティのブラシが付属されているのは国産ならでは。誰もが眉毛マスターになれてしまう。使い方をご指導いただけるので、忘れないうちにメモしておきたい。
そして、お買い上げした後のショッピングバックにまたびっくり!
なんてかわいいの!! こちらはGINZA SIXの〈メゾンデコルテ〉限定だそう。これならギフトでそのまま渡しても喜ばれそう。
すっかり、ご機嫌&お買い物スイッチが入ってしまった私メを待っていたのは「イソップ」。
スキンケアブランドを中心に、ユニセックスで使えるパーソナルケアやトラベルアイテム、そしてヘアケアアイテムなど色々と揃う。ペット用のシャンプーなどもお洒落で、以前ギフトにいただいたことがあるのだけど、自分で買うには高く、でもいただくと嬉しい、そんなアイテムが揃っているのも魅力です。
そろそろ友人のお誕生日も近いし…と、早めにチェック!
広々とした店内は、トラフ建築事務所とのコラボレーションで誕生。
築地も近い、ということもあり、波をイメージしているそう。また和の素材をモダンに取り入れ、有機的で独得な雰囲気を醸し出している。イソップは各店舗によって、空間デザインを変えていることもあり、クリエイティブな職業の方が参考に見に来ることも多いのも頷けます。
そんな中で目にとまったのが、〈オロウス アロマティック ルームスプレイ ¥5,100〉と3つのフレグランス。
カップルでも使いやすく、またユニセックスフレグランスの提案も気になるところ。
それと、見て! このシェービング3点セット。
いつも洗面台に出しっ放しで、いらっとさせられることも多いであろう、シェービングアイテムたち。それを見事にストレスから解放させるデザイン性はさすがイソップ。
写真左にころんと寝転んでいる〈ダブルエッジレイザー ¥11,800〉はハンドル部分は手磨きで仕上げられた3層メッキ、ヘッドはクロムメッキ、という手に心地のよい重さ。ハンドル刃を変えれば永続的に使え、ドイツ製メルクール社の替え刃が10個付き。しかも、シェービング ボウル(¥1,000)も販売しているので、そのまま3点セットで購入することも。
GINZA SIXの掲げるテーマ「Life at its best 最高に満たされた暮らし」は、単にクラスアップする、ということではなく、ひとつひとつ、その物に巡り合うまでにストーリーがあってこそ、より愛着が湧いてくるのではないでしょうか。出会うまで、そして出会ってからも…そんな物やコトが沢山待っているGINZA SIXは、足を運ぶほど魅了されます。今度は地下2Fのエノテカのワインスタンドで1杯飲んでから、ぶらぶらショッピングといきたい。あ、トリートメント前はさすがにまずいかしらね。
Text:Chiharu Nagatomi Photos:Tomoko Meguro Edit:Yuka Okada
I often wander the cosmetics floor of department stores during downtime at work, taking a look at what they have to offer. Shibuya, Futako-Tamagawa, Roppongi, Shinjuku, and Ginza: Each cosmetics floor is a window into the essence of each place, of each district. It’s something you can see quite clearly reflected in the overall atmosphere of the floor.
Actually, I’m already familiar with all these products. But how do the consultants at the counters explain them? How do they lead you to greater beauty? Being able to ask “How do you do that?” to a consultant whose makeup you find is intriguing is one of the true charms of casual wanderings like this. Today, I strolled GINZA SIX, a spot second to none in popularity at this time.
The GINZA SIX cosmetics floor is renowned for dramatic boutiques deeply infused with the brands’ own worldviews. It’s also huge, which could be good and bad. But, for some reason, it’s never tiring. One of the appeals of GINZA SIX is that you come across things that make your heart swell—enough to make you forget any fatigue of mere mind or body. After enjoying some sweets at ELLE café, a favorite of mine, I begin my search at clé de peau BEAUTÉ, which presents an appearance of great elegance.
This brand is beloved by many of Japan’s celebrities and it’s the Japanese leader in progressive beauty connecting skin, heart, and mind. Connecting skin, heart, and mind? That makes some sense intuitively, but you can’t see what it’s all about by standing back and just looking.
Go ahead, take that next step forward.
Yes! My feet are light. The reason why is the plush carpet. The boutique interior was designed in collaboration with the architect Tsuyoshi Tane. You’re greeted by Brilliant Cell, a work of illuminating artistry. Since the walls incorporate a material with purifying powers, I wonder: Perhaps they cleanse one of fatigue, too? The glittering interior is unified in beige tones, just like the loveliest skin.
The design leads you deep into the space, so it can be a bit intimidating if you just want to look or touch. But you find you’re immediately put at ease if you simply ask, “Can I take a look at this?”
Come to sit on a luxurious VIP-like sofa. As you explain all the problems your skin afflicts, receive a hand massage that incorporates the ultimate in skin care cream (la crème n, 60,000 yen; all prices before tax).
Moreover, when I hear that this luxury is a free service, I say, “You’re kidding!”—smiling wide while feeling a bit guilty about this.
Looking up at the ceiling, I feel as if your stratum corneum, the outermost layer of skin, reflects the light and shines like an aurora. The hexagonal fixtures at the center of the store bring to mind a beautiful, perfect texture of skin being cultivated.
This seems to present the illusion that you yourself have become a cell in the body. It’s a wonder how it quickly evokes the thought that the skin itself was originally like this, glittering and beautiful. Perhaps this, too, is an effect of the Brilliant Cell and the walls’ purifying power.
In our normal day-to-day lives, we tend to be overpractical—to think, for example, to fix the slack here, I need to do this!—we tend to approach beauty too much with our heads. Perhaps I’m the one who’s hindering my own beauty. These misgivings occur to me. What’s dulled is my own heart. I need to imprint this heart of mine with golden, sparkling cells. Restoring forgotten hope is precisely what’s so wonderful about beauty.
I like to observe the women who serve me, a customer. If the timing had been at all different, it might have been someone else. I’m one who tends to regard such things as an aspect of fate.
We’re moving into spring, so I want my makeup to seem very natural. And when I say I’m not necessarily looking for beautiful cosmetics but for a foundation that would make my skin itself appear beautiful, I’m told, “There’s something perfect for you. Would you like to try it?” The consultant quickly checks the color that matches my skin and brings le fond de teint (30,000 yen).
Le fond de teint is a new order foundation based on a completely new aesthetic whose development began with the idea of creating a cream-based foundation with all the treatment power of la crème n. It goes on just like a cream and instantly blends in. Radiant, almost as if an aurora, the stratum corneum itself transforms into a platonic skin tone.
Perhaps you can see this from the photo; you almost can’t tell where it was applied. But the back of my hand, dry with the remains of a suntan, now has a sensual elegance and clearer and brighter radiance.
What’s more, there’s absolutely no feeling of the skin being stressed. And there’s a lasting sense of a perfectly apt skin treatment—the positives go on. “For many people, this one bottle lasts three months or more. And it has a strong reputation among women seeking to balance work and home life who don’t necessarily have time to fix their makeup or time for extensive skincare.” Once you try it, you may not go back. Coming across a foundation like this is rare, and it’s enough to recall the illusion of the divinity dwelling in your skin, a divinity beyond anything foul or profane. If you’re interested in clé de peau BEAUTÉ, I think you’ll grasp its essence if you first step into this space at GINZA SIX.
I peek into the treatment space in the rear of the boutique and see the private Synactif treatment room, available by reservation only—a room that could almost be in outer space.
On my way out, I ask the staff member who assisted me about something I’d been wondering about; how do you get your eyelashes so long and thick? Right away, she shows me a secret mascara trick. Being welcome to ask about good ways to use the products is another of the charms of actually going to the boutique. I’ve got another story idea now as well!
Next, I visit Maison DECORTÉ.
Perfectly adorable. But not a clichéd adorableness. Colors used imaginatively in ways not typically found in Japan, walls like you’ve never seen before—it’s all fantastic. More than anything, though, I love the carpet on the floor and its motif of multicolored flowers. “From the moment you step in, a journey begins to make your beauty flower…” Inspired by the power of nature and product designs by Dutch designer Marcel Wanders, this supremely artistic space includes original designs as well as chairs and light fixtures that can actually be purchased at interior furnishing stores. It’s a place for dynamically experiencing the Six Senses Beauty trumpeted by Maison DECORTÉ.
The boutique space is quite wide, and it has depth as well. It’s divided into a skincare and cosmetics section and a treatment section and…wow! The treatment area is amazing!
Here you find three rooms with completely different ambiances: Calm, Frozen, and Shield. My favorite is Calm. It’s also equipped with a shower booth.
The space is imbued with quiet and calm. A play of light and shadow recalls the sway and glimmering of a surface of water, which appears to generate the entire space in its three dimensions. This combines with healing music and aromas perfectly tailored to the room concepts to sharpen your sense of beauty from every direction. You’re inside a store, but you forget this is Ginza and that you’re in a shopping center. The sense of the space is that otherworldly. No wonder this room is the most popular!
After the treatment, I move to the dresser room, where you’re free to put on your makeup. (Calm has its own dresser inside the room.)
If I had this dresser, going out every day would be a joy! I make a note of it for storage ideas as well.
Incidentally, the extensive treatment menu includes facial, body, and facial + body, plus an option menu and a bridal menu; all treatments can be tailored according to your skin condition. Treatments feature a beauty tool that smooths the surface of your skin with a natural diamond laser-cut at microintervals. A 60-minute facial starts at 20,000 yen. There’s also a 180-minute supreme custom menu for 100,000 yen based on a bottle of AQ Meliority Intensive Cream (120,000 yen), the ultimate dream cream. I duly provide this information for those of you in a position to indulge—please let me touch your skin afterward!
I decide to make a reservation for an 80-minute facial later this month, when I’ll have a little downtime at work. A treatment in a space that gives you a Six Senses Beauty experience is certainly something to look forward to.
I also like that the latest makeup and skincare products from Cosme DECORTÉ are right near the entrance and easy to check, without hesitating to wonder if you should step in.
The photo shows the brand’s popular blushes, both Powder Blush (5,000 yen) and Cream Blush (3,500 yen). The purple Cream Blush is popular in the beauty industry because it helps create soft skin with a translucent character.
I have my eyebrows looked at, because eyebrows tend to immediately go out of style unless they’re redone regularly.
A makeup counter that seats about three stands behind the main counter. It’s designed to address any anxieties about directly facing the other people browsing the products.
I used this: Eyebrow Contouring Powder (4,500 yen).
This luxury compact comes with eyebrow color and nose shadow. Applying just a little shadow under the eyebrows creates shading and naturally harmonizes the eye, eyebrow, and nose area, which otherwise tend to be discontinuous.
Moreover, the three brushes included are phenomenal. To include brushes of this quality is a definitive Made in Japan touch. Anyone can become an eyebrow master. The staff will show you how they’re used; don’t forget to bring your memo pad.
I make my purchase and am again surprised, this time by the bag.
It’s adorable! And it’s available only at the Maison DECORTÉ in GINZA SIX. You could give someone a gift in this bag and they’d be absolutely delighted.
I’m feeling good and my shopping switch has been turned on. Waiting for me next is Aesop.
Primarily a skincare brand, Aesop carries a large variety of unisex items, from personal care and travel items to hair care products. The pet shampoo is especially stylish, and I’ve received it before as a gift. In fact, one of the appeals of the store is the variety of items that would make great gifts, even if they might be a bit spendy to buy for yourself.
I have a friend with a birthday coming up, so I’ll look for something ahead of time.
This spacious store was designed in collaboration with TORAFU ARCHITECTS.
The waterside Tsukiji district is nearby. That’s one of the reasons for the store’s wave design. Traditional Japanese materials are incorporated here into a modern aesthetic, creating a unique, organic atmosphere. Aesop often alters its space designs depending on the store, and I can tell why many creative professionals come look at the stores for design ideas.
Of all the items here, my eyes alight on Olous Aromatique Room Spray (5,100 yen), which comes in three fragrances.
I’m really interested in the idea of unisex fragrances that couples can use together. And look! Here’s a three-piece shaving set.
Isn’t it infuriating how shaving items always seem to get left on the bathroom vanity? As luck would have it, the trademark Aesop design of these items has a way of saving you from such stress.
Resting against the bowl, the Double-Edge Razor (11,800 yen) on the left features three layers of hand-polished plating and a chrome-plated head. It creates a pleasing heft in the hand. It comes with 10 replacement blades from Merkur of Germany; simply replace the blades and keep using the razor forever. The shaving bowl (1,000 yen) is also available for purchase. Getting all three items together as a set would be a delight.
Life at its best, the GINZA SIX theme, isn’t simply about upgrading class. There’s a story that leads up to each thing you encounter here, and this is why you’ll love it all the more. From one encounter to the next here, GINZA SIX offers so many goods and services of this kind, all of it exercising an inexorable enchantment. Next time, I think I’ll start my wander-and-shop routine after a glass of wine at ENOTECA on the second belowground floor. Or is that a no-go before a treatment?
Text:Chiharu Nagatomi Photos:Tomoko Meguro Edit:Yuka Okada
永富 千晴
美容ジャーナリスト。ビューティジャーナリストとして各メディアで活動のほか、美容好きが集まるコミュニティclub C.を主宰。最新のコスメ情報はインスタ〈tokyo_beauty_news〉にて。自身のインスタは〈chiharunagatomi〉にてコツコツ更新中。
Instagram GINZASIX_OFFICIALにて配信中